シュートボクシング
ニュース

【シュートボクシング】不可思、若きSB王者の挑発に「ぶっ飛ばすだけなのでどうでもいい」

2019/04/26 12:04
4月27日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2019 act.2』のセミファイナルで、SB日本ライト級王者・西岡蓮太(龍生塾)とKING OF KNOCK OUT初代スーパーライト級王者・不可思(クロスポイント吉祥寺)が対戦する。  この試合はシュートボクシングvsレベルス対抗戦の副将戦として行われる。対抗戦は20日に開催されたレベルス後楽園ホール大会から幕を開け、レベルス勢が2勝2KO。今回の4対4の対抗戦に勢いをつけてSBのリングに乗り込む。  不可思は単身タイへ渡ってムエタイを学び、試合も経験して2008年8月に国内デビュー。地元・名古屋を中心に活動し、2012年からはレベルスに参戦。REBELS60kg級王座獲得を皮切りに次々とタイトルを獲得し、2018年12月には激闘のトーナメントを制して初代KNOCK OUTスーパーライト級王座に就いた。また、SBには過去2度参戦し、1勝1敗の戦績を残している。  今回はSBの若き王者(20歳)西岡と対戦するが、西岡はあの大月晴明からも勝利を収めている強敵。決して油断のならない相手と対戦する、不可思の試合に対する意気込みは? 相手は無名だからと言って手を抜かない ――2018年4月1日の海人戦以来、3度目のSB参戦が決まりました。 「どこのリングに上がるときもそうですが、今回はSBのイベントをしっかり盛り上げる試合をしたいと思います」 ――投げ技、立ち関節技が認められるSBルールへの対策はどうでしょう? 「特にしていないのですが、僕は首相撲がしっかり出来るので気を抜いていなければ問題ないと思います」 ――対戦する西岡選手についてはどのような印象がありますか? 「何となく名前を知っていた感じです。大月(晴明)選手とやったことがあると聞いて、あーあの選手かと。試合が決まってから映像を見て、キレのある打撃をするいい選手だなと思いましたが実力的には問題はないですね」 ――3月13日の記者会見では西岡選手から「(不可思は)これから落ちていく選手」「何がズバ抜けて得意なのかがわかりません。技術力はあるんですけど全部平均的で目立った武器がありません」とかなり挑発的なコメントを受けてましたが、心境はいかがでした? 「試合でぶっ飛ばすだけなのでどうでも良かったです(笑)。彼は二十歳ですよね? 若くてギラギラしてなかったら逆に心配になるぐらいなので、ああやって噛みついてくれるのはいいことですよね。最近の相手と比べたらキャリアの少ない選手との試合になりましたが、勝っても得るものがないとは思いません。今回の試合に向けて色々と考えてトレーニングしていて、それがどう試合に出せるかで自分が強くなるきっかけになると思います。  相手は無名だからと言って手を抜く選手もいますが、僕は一切そういうのはないので試合に向けての準備は変わらないです。毎回試合と練習で新しい動きを取り入れながらやっているのですが、今回もいい感覚の動きが掴めているのでそれを試合で試すのが楽しみです」 ――どういう試合をイメージしてますか? 「しっかりKOすることをイメージしていて、実力差があったなと言われるような試合を見せる自信があります」 ――今回、団体対抗戦というのは意識してますか? 「特に気にしていません。REBELSの他のメンバーもしっかり勝ってくれると思うので自分の試合に集中してます」 チャドと激闘を展開する不可思――不可思選手と過去に対戦している海人選手とチャド・コリンズがメインで対戦します。 「二人がどういう試合をするのかが普通に楽しみですね。勝敗予想ですか? 海人選手が勝つとしたらヒジがポイントになると思います。フィジカルの面ではチャドの方が勝っているのかなと」 ――2月の『KNOCK OUT』でのチャド戦では不可思選手が追い込む場面がありました。今振り返っていかがですか? 「負けましたが、一方的な展開ではなく勝負になったと思うし、世界のトップ選手を相手に手応えを掴めたので自信にもなりました。再起戦となった西岡戦ではをぶっ倒すので楽しみにしていて下さい」
全文を読む

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア

関連するイベント