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【シュートボクシング】敵地に殴り込む小笠原瑛作が意外な予告「絞め技も狙っていきたいです」

2019/04/25 23:04
4月27日(土)東京・後楽園ホール『SHOOT BOXING 2019 act.2』の第9試合で、SB日本スーパーバンタム級王者・植山征紀(龍生塾ファントム道場と対戦するWPMF世界スーパーバンタム級王者・小笠原瑛作(クロスポイント吉祥寺)。  この試合はSHOOTBOXING vs REBELS対抗戦の副将戦として行われる。対抗戦は20日に開催されたREBELS後楽園ホール大会から幕を開け、REBELS勢が2勝2KO。今回の4対4の対抗戦に勢いをつけてSBのリングに乗り込む。  小笠原はジュニアキック出身で、2011年にプロデビューすると9勝無敗のままREBELS-MUAYTHAIフライ級王座を獲得。その後もREBELS52.5㎏級王座、MuayThaiOpenスーパーフライ級王座、ISKA K-1ルール世界バンタム級王座などを次々と獲得。2016年12月からは『KNOCK OUT』に参戦し、サウスポースタイルから繰り出す左ストレートとロー&ミドルキックで5連続KO勝ちを飾った。今年2月にはタイ人の強豪ペットヤソーをハイキックで初回KOに降している。  植山は強打を武器とするパンチャーで、決して打たれ強くはない小笠原にとって油断のならない相手。それでも潜り抜けてきた修羅場の数の違いを見せつけることが出来るか。小笠原に話を聞くと、意外なSBとのエピソードが出てきた。 REBELSが全勝してREBELSの強さを見せられると思う ――SB初参戦が決まりました。心境はいかがですか? 「小学生ぐらいの時からプロになったらSBに出たいと思っていて、SBの大会観戦に行ったり、SBアマチュア大会にも出たことがあります。2011年7月にプロデビューしてもっと早く出たかったのですが、なかなかタイミングが合わず、今回お話をいただいたときは“遂に来たか!”と思いましたね。そのアマチュア大会では、3人参加のトーナメントに出て3位で優勝は出来なかったので、その時の借りを必ず返したいです」 ――観戦に行っていた当時はどの選手のファンでした? 「緒形健一さん(S-cup 2006王者、元SB日本スーパーウェルター級王者)、宍戸大樹選手(初代SB東洋太平洋ウェルター級王者)です。緒形さんの試合では2006年のS-cupで(ダマッシオ・ペイジに)ダウンを取られながらもダウンを取り返してKO勝ちした試合が凄く印象的でかっこよかったです。僕は小学生の頃から今も吉祥寺を拠点にしている和太鼓のチーム『雷音(らいおん)』に入っていて、SBのスポンサーさんの忘年会で太鼓を叩かせてもらったことがあります。  当時はキックボクシングを始めた頃で、その会場で緒形さんと記念撮影させてもらったり、スポンサーさんにチケットをいただいてシーザー武志会長の真後ろで観戦したこともありました。今回、宍戸選手も出場するので、まさか同じリングに立てる日が来るとは思っていなかったので興奮してます(笑)」 最後はやはりKOで仕留めたい ――今回、SBvsREBELSの対抗戦のメンバーに選ばれました。 「先輩の不可思さん、兄の裕典、クロスポイントで一緒に練習しているUMAさんと一緒に出られるので嬉しいですね。勝敗予想ですか? みんな調子がいいのでREBELSが全勝してREBELSの強さを見せられると思います」 ――副将戦で対戦する植山征紀選手についてはどのような印象がありますか? 「打たれても倒れない、頑丈なイメージがあります。パンチが得意だと思うのでそこは警戒してますが、僕のやることは変わらないので今まで積み上げてきたものをSBのリングで見せるだけです。前回2月のペットヤソー・ダームランサラカム戦で僕は左ハイキックでKO勝ちしたので、ハイキックも狙っていきたいですね。僕にはロー、ハイキック、ヒジなど得意な技がたくさんありますし、SBルールでは立ち関節技も認めらているので絞め技も狙っていきたいです」 ――絞め技も狙うと!? 「小さい時に兄(裕典)との喧嘩でマウントを取られて負けたことがあって、兄を見返したくて、キックをやる前にクロスポイントで柔術のクラスに通っていたんですよ。身体を強くしたいと思ってMMAのクラスにも参加したことがあります」 ――練習では裕典選手とSB対策のスパーをやることもありますか? 「そうですね。日菜太さんも6月のREBELSでSBとの対抗戦に出場することになったので、日菜太さんと首相撲をやっている流れで投げ技をやったり、後ろに回ってスリーパーを仕掛けたりしてます。僕はずっとムエタイもやっているので、首相撲やこかしの技術は絶対にSBのリングでも使えると思うのでそこも見せていきたいです。最後はやはりKOで仕留めたいので、何で倒すかを楽しみにして下さい」 ――植山選手は現SBチャンピオンですが、団体の看板を背負って戦うという意識は強いですか? 「そんなに気負いはなく、国内には色んな団体のチャンピオンがいるので僕は植山選手のことを日本の一選手としか正直見ていません。だからと言って舐めているわけではなく、しっかりと倒しにいきたいと思います」 ――ファンにメッセージをお願いします。 「初参戦のSBで僕のさらに成長しているスピードとパワーで倒すところを見せられると思うのでぜひ楽しみにしてて下さい」
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