K-1とKrushで活躍するプロファイターの伊澤波人(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が、5月29日(土)30日(日)にエディオンアリーナ大阪で開催される『第6回全日本フルコンタクト空手道選手権大会』にエントリーしたことを明かした。
伊澤は元々空手家で空手歴は20年。キックボクシング歴の11年よりも長い。空手では2007年清武会カルビー全国ジュニア大会中学軽量級準優勝、2007年日本国際空手道選手権大会中学軽量級優勝、2008年清武会カルビー全国ジュニア大会高校無差別級準優勝などの実績を持つ。グローブ着用の新空手では2009年K-3 GRAND PRIX軽量級全日本王者となっている。
キックボクシングでは32勝(9KO)11敗2分の戦績を持ち、空手仕込みのローキックや三日月蹴りを武器に活躍。2010年からKrushを主戦場にし、2015年からはK-1にも出場。2017年9月には武居由樹とも対戦している。中国の『英雄伝説』では世界-57kg級王者となった。
プロファイターとして活動する一方で、2018年1月からは『空手道 波空会』を開設。師範として空手の指導もしてきた。
伊澤は自身のSNSにて「新しい事に挑戦します! 来月5月29日・30日に大阪で開催される『JFKO全日本フルコンタクト空手道選手権大会』に出場することになりました。空手の試合は12年振りですがJFKOに向けて毎日必死に練習してるので、いい結果を残せるように頑張ります」と意気込みを述べている。
5日にはJFKO(全日本フルコンタクト空手道連盟=Japan Fullcontact Karate Organization)の公式HPでトーナメント組み合わせも発表され、伊澤は56名がエントリーした男子軽量級に出場。1回戦では16歳の岩本大海(新極真会 熊本中央支部)と対戦する。もしお互いに勝ち上がれば、2回戦では同じくプロキックボクサーとしてRISEやホーストカップで活躍する田渕神太(拳桜塾)と対戦することになる。とはいえ、両者とも1回戦の相手はフルコンタクト空手界の雄・新極真会所属選手。まずは1回戦突破できるかどうかが注目される。