▼メインイベント 70kg 5分3R RIZIN MMAルール○北岡 悟(69.80kg/ロータス世田谷/パンクラスイズム横浜)[判定2-1]×川尻達也(69.35kg/T-BLOOD)
1R、オーソの川尻、左構えの北岡はコーナーに詰めてダブルレッグも川尻は足を飛ばして切ると北岡はっすぐにバックフィスト! かわす川尻は間合い外すと組み付き四つ組みへ。ロープ背に抱えるがブレーク。川尻の右ローに北岡はカウンターの左ストレートをヒット! ダウンし腰を落としダブルレッグへ行く川尻にがぶる北岡はヒザ! さらにがぶり落としてたすきでヒザを突く! 亀の川尻は頭を抱える左手首を掴むと、北岡はフロントに回りながらギロチンを狙いつつ抑え込む。息が荒い北岡は「時間いくつだ?」と聞くが、その際で川尻は立つ。
2R、左ミドルは北岡! 左右で前に出る川尻は左で差してロープに押し込み右でパンチを振る。右を股に差し入れた川尻に差し返し突き放す北岡。スタンド、今度は右前蹴りから右を当てた川尻! そのまま前進し、コーナーに北岡を押し込むと左で差すが、体を入れ替える北岡はダブルレッグへ! ロープ最下段に両足を飛ばす川尻は間合いを詰めていく。左に回り北岡にワンツーを当てる川尻だが、北岡はダブルレッグ。右こぶしを差し入れた川尻だが北岡はクラッチなくともヒザ裏つかみテイクダウン! 川尻に背中をつかせるとハーフから右で脇を差し脇腹にヒジを入れてゴング。
3R、先にダブルレッグ入る北岡、がぶる川尻に二度目のダブルレッグは引き込みバタフライガードで作るが、体を放す川尻。なおもダブルレッグの北岡に川尻はがぶり2度。しかし、川尻も徐々にパンチが入り辛くなる。ダブルレッグをがぶられ引き込みは北岡。パウンドからガードの足を引き北岡の立ち際を川尻はスタンドバックに回るが、切る北岡。ワンツーで詰める川尻は左をヒット! クリンチで抱える北岡。川尻はクリンチボクシングで右を連打! ブレーク。北岡は低いダブルレッグも切る川尻は怒涛の左右で詰める。北岡も打ち合いに応じ、バックハンドも繰り出すが、詰める川尻が左右で前進しゴング。
◆北岡「ライト級GP出させていただけるかと」
「(川尻に)ありがとうござます。ありがとう! 大晦日の朝からご来場ありがとうございます。やれたでしょうか? やれんのかという問いに。何とも言えないけど……川尻さんと出し切れたんじゃないかなと思います。残ってくれた人は分かってくれたんじゃないかな。ディエゴにも負けてた自分を引き上げてくれたファンや関係者の皆さんありがとうございました。強い自分を作ることができたのは、川尻さんのおかげです。ありがとう! 一応、過去最高の自分です。
『明日からまた生きるぞ』を言えというプレッシャーを感じますが(笑)。みんなも頑張って生きてください。僕も頑張るんで。一応、勝ったんでライト級GP出させていただけるんじゃないでしょうか。明日からまた生きるぞ!」
◆川尻「朝早くから来てくれてありがとうございます。そういう場で、メインで最高の北岡悟と戦いました……終わってるね、ちょっと……思い通り出来ませんでした」