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【RIZIN】バンタム級・至高のカード! 石渡伸太郎「ナメんなよ、一番強い相手を最初に叩けば優勝に近くなる」vs.井上直樹「順番に倒していけばいい」

2021/03/30 14:03
 2021年5月23日(日)に東京ドームにて開幕する『RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント1回戦』の組み合わせ抽選会で、いきなり激突が決まった石渡伸太郎(CAVE)と井上直樹(セラ・ロンゴ・ファイトチーム)が、それぞれの想いをYouTubeで語った。  16席の枠順が設けられた抽選会で、5番目の選択権を得た石渡。 「あのシステムは緊張する。胃が痛かったけど、5番を引いて、何よりもほしいのは優勝だから、1回戦の相手を4人の中から選べるなと思ったら……」朝倉海が渡部修斗の隣を選択。大塚隆史が獅庵の隣を選択したため、石渡はトーナメントの右端に1人座り、相手を待つことに。  扇久保博正(vs春日井寒天たけし)、倉本一真vs.アラン“ヒロ”ヤマニハ、瀧澤謙太(vs.今成正和)らが石渡の隣を避けるなか、10番目の選択権を持つ井上直樹は、扇久保の前を通過し、石渡の隣に座った。 「来るなよ、来るなよ、扇久保が呼んでるから行けよ」と井上の歩みに感じていたという石渡。 「なんで俺なの? マジか、一番キツいやつが来た。朝倉海選手、井上直樹選手が頭ひとつ出ていると思ったから、1回戦は避けたかった」と当初は思っていたが、時間を経て、「でも準決勝、決勝で2試合戦うとしたら、その2人と戦うかもしれないと思って」と、現在はプラスにとらえているという。  今回のバンタム級ジャパンGPは、5月23日(日)に東京ドームで1回戦4試合が行われ、翌週の5月30日(日)に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市立中央体育会館)にて、1回戦の残り4試合が行われる。2ndラウンドは9月中旬~下旬に関東圏近郊で開催(東京五輪の開催有無によって会場が決まる)されるため、大晦日のワンデーで準決勝・決勝戦の2試合により優勝者が決まる。 「シャッフル(の権利が自分に)あったら、絶対使ってた」と苦笑する石渡だが、「逆にいまにして思えば、優勝しようと思って出てるなら、一番強い相手を一番最初に叩けるんだったら、優勝に一番近くなるのかな、といまは気合を入れてもう、腹は決まっています」と、GPの頂点に立つためには、無傷で最初にライバルを潰せた方がいいと、気持ちを切り替えたという。 「だんだん腹が立ってきて。あとから聞いたら(井上は)ずっとロックオンしていたらしいし、ナメられたもんだなと。若くて強い選手に負けないよ」と、意気込みを語っている。 [nextpage] 成長していないわけがない(井上)  一方の井上直樹は、RIZINのツイッターで「(石渡に)行くって決めていました。1回フラれているんで。扇久保(博正)さんの所にも行きたかったんですけど、まあ先にこっちかな」と、石渡を指名したいきさつを説明。  また、大沢ケンジのYouTubeチャンネルでは、「いまのトップの朝倉海選手、扇久保博正選手、石渡伸太郎選手のなかなら誰でもいいと思っていました。ただ単に強い選手とやれるなら、と。去年の8月の試合後に指名させてもらったんですけど(石渡の怪我で)叶わなくて、いまなら出来ると思ってそこに行きました。扇久保選手ともやりたいとは思ってたんですけど、先に……順番に倒していけば、と思って」と、RIZIN無敗らしく、穏やかな表情ながら「順番に倒していけば」という、恐るべき自信の言葉で、元王者および四天王との対戦を語っている。  石渡の印象を「いつもすごい面白い試合をして、扇久保選手ともバチバチに殴りあってタフで、寝技も打撃も出来るから、やったら両方で面白い」と言い、「自分のモチベーションにもなる。試合に向けた練習も気合が入る。魅せる試合が出来たら」と抱負を語る井上。  BeWELLジムに出稽古も敢行し、志朗とスパーリング。那須川天心と接戦を繰り広げた志朗から打撃技術の向上を賞賛され、永末"ニック"貴之氏とのフィジカルトレーニング、水垣偉弥とのパーソナルレッスンも重ねることで、急激な成長を遂げている。  石渡戦は「去年から言っていることなので、去年よりも自信があります。別の練習を増やしたので、成長していないわけがないと思います」ときっぱり。  3月6日に米国ラスベガスで開催されたUFCでは、同門のアルジャメイン・スターリングが、UFC世界バンタム王座のベルトを巻いた。  まだ23歳の若武者は、「アルジャメインは滅茶苦茶強い。スパーリングしても、まだ敵わないなというところがある。メラブ・ドバリシビリ(バンタム級12位)もいて、強い選手が集まっている。米国にも戻って練習して、どれだけ通用するのか試したい。日本にやる相手がいなければ、自然と海外になってしまうと思う」と、RIZINで頂点を極め、UFC再挑戦も諦めてはいない。  そんな井上を相手にする石渡も、格闘技を諦めてはいない。36歳でプロ38戦を戦ってきた強豪は、練習仲間の斎藤裕に、「どんな立場にいてもいつも崖っぷち。いつが限界でもおかしくない。次が最後でもおかしくない。それがいつになっても、覚悟はしています」と復帰戦に向けた決意を語っている。 「相手は23歳、自分を試すのに一番いい相手で、自分が試される。“石渡も歳だしもう落ちてるだろう”となるのか、“まだ強い”となるか。井上選手を倒したら誰も文句を言わない」と“決戦”に闘志を燃やした。  盟友・斎藤裕に語ったファイター石渡の想い、静かな口調で、充実の進化を語る井上の動画は、それぞれのYouTubeチャンネルで公開されている。  バンタム級GP最大のカード、石渡伸太郎vs.井上直樹。「漢気塾長」が健在を示すか、「摩天楼の旋風」がこのまま上昇気流に乗るか、注目だ。
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