【K-1】初勝利をあげたMIOが菅原美優との対戦を希望「勝手に倒したい一人になっている」

　2021年3月28日(日)東京・日本武道館で開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN～K’FESTA.4 Day.2～』の一夜明け会見が、29日（月）都内にて行われた。 　第3試合のスーパーファイト女子-46kg契約3分3R延長1Rで、元プロボクシングWBO女子世界ミニフライ級王者でありキックボクシング6勝無敗2分、ボクシング7勝（2KO）無敗とパーフェクトレコードを持つ山田真子(KINGS）から2度のダウンを奪い、判定3-0（30-26×2、30-25）で快勝したMIO（K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST）が会見に出席。前夜の試合を振り返った。 「本当にあんな素晴らしい舞台で試合ができたことを『幸せ者だな、私は』と実感しています。ありがとうございました。（K-1）初戦で負けて、けっこう自信もなくなっていたところだったので、本当に嬉しかったですね。ちょっと自分に自信を持って、これから戦っていきたいなと思いました」と、K-1転向後の初勝利を喜ぶMIO。 　試合については「いろいろな方から『今までで一番動きがよかった』と言ってもらえて。自分自身も身体が動きやすくてよかったなと実感しています」と、好調で臨めたという。前回に比べて成長した部分を聞かれると「やっぱり気持ちですかね。前回の気持ちの弱さも反省点だったので。今回はガンガン行こうと決めていたので、それが勝因かなと思います」とした。 「自信を持っていけとずっと言われていたので、本当に気持ちの面だと思いましたね」と気持ちが勝利につながったとし、得意とする右のパンチが冴えていたことには「でも、もっともっとできると思っているので。しっかり倒しきれるファイターになりたいと思っています」と、まだまだ進化できるとの想いがあるようだ。 「やはりKRESTという素晴らしいチームの中でやらせてもらっているので。KRESTの練習をしっかりして、自分に取り入れてKOできる選手になれるかなと思っています」 　自分の理想には「まだまだ50％あたりですかね。もっと行けると信じています」とまだ半分だと答えた。 　今後の階級については「実際戦ってみて、自分的によかったというのがあったので、45～46kgも視野に入れています。高梨選手を倒したいということで48kgも。幅広く戦っていければなと思っています。フィジカルもしっかり鍛え直したいので、コツコツとやっていきたいと思います」と、女子アトム級（-45kg）と女子ミニマム級（-48kg）の2階級でやっていきたいとする。 　まずはK-1での1勝目をあげ、今後の目標については「いずれは高梨（knuckle美穂）選手にリベンジしたいと思っているので。しっかりコツコツと一戦一戦、これからも勝ち続けてリベンジできたらなと思っています」と高梨の名をあげたが、記者から「ファンは菅原美優選手との対戦を期待してると思うが？」と聞かれると「あ、そうなんですか、本当ですか？（笑）。倒したいですね。彼女は凄く華があって、勝手に倒したい一人になっているので（笑）。やってみたいとは思っています」とKrush女子アトム級王者・菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）とも戦いたいとした。