2021年3月28日(日)東京・日本武道館で開催された『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K’FESTA.4 Day.2~』のメインイベントで、K-1スーパー・フェザー級王者・武尊(K-1GYM SAGAMI-ONO KREST)に挑戦するも2R1分4秒、KOで敗れたレオナ・ペタス(THE SPIRIT GYM TOP ZEROS)が試合後、インタビュースペースにてコメントした。以下、その全文。
――試合を終えての感想は?
「えっと…感想は失神したので何も覚えてないです」
――対戦相手の印象は?
「失神させられたのでめちゃめちゃ強いのかと思います」
――覚えている範囲でここが上手くいった、ここが予想外だったというのはありますか?
「1R、僕は多分インローを蹴っていたんですよ。嫌がっているのは聞いていて。1Rにダウンもらって、それが結構やばかったらしくて、インターバル中に(コーナーへ)戻ったんですけれど全然回復していなかった状態で」
――試合が決まってから延び延びになりましたが、この期間というのはいかがでしたか?
「準備自体はとてもしっかりできたので、結果は負けてしまったけれど自分自身に嘘もなくしっかりやったので、こういう結果ですが恥じることはないと思います」――結果が出た今の率直な気持ちは?
「悔しいですね。覚えてないけれどめちゃめちゃ悔しいです。かあちゃんのためにベルトを獲るって思っていたのでむっちゃ悔しいですね」
――打ち合うのは最初の計画に入っていたでしょうか?
「打ち合っていたんですか、俺。打ち合ったんですかね。打ち合ったなら気持ちが出たんじゃないですかね」
――実際はローを蹴ってアウトボクシングに徹しようと思っていたんですか?
「いや、普通に普段やっている感じでやろうという感じだったと思いますね。普段トレーニングしていることを出そうって感じだったと思います」
――ここから再び這い上がって武尊選手にリベンジしたい気持ちはありますか?
「そうですね。かあちゃんにK-1のベルトを巻かせるって話をしたのでしっかりとそこを果たさないといけないと思いますね。負けたけれど、仕返ししたいと思っています。やり返したい」
――かつてない注目を浴びて、日本武道館までの道中でプレッシャーに潰されそうになったことはありましたか?
「延期になった時は心折れそうになりましたが、今日こういう風にできたので。こういう結果になってしまったけれど、それでもちゃんと試合ができたのでよかったと思います」
――武尊選手をグラつかせたり、会場が凄い盛り上がっていたんですよ。それを聞いてどう思いますか?
「それはさっき、セコンド陣営から聞きましたが全く覚えてないので。覚えてないってことは気持ちが前に出たというしかなかったので。自分の気持ちが出た試合だったのかなって思いますね」
――ファンにメッセージを。
「僕を応援してくれるファンの皆さん、3度目の正直を出せずにすいませんでした。K-1のファンの皆さんはこれからもK-1が盛り上がるように、僕もまだ諦めないのでさらにもっともっと盛り上げられるように、母との約束を守れるようにもう一度頑張ります」