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【RIZIN】バンタム級日本GPとフェザー級世界GPの準決勝&決勝は、大晦日ワンデイトーナメントに──どうなる王者と注目選手たち。斎藤裕「結果で証明していく」、朝倉未来「ベルトを早く獲るためなら」

2021/03/27 13:03
 バンタム級日本GPとフェザー級世界GPの準決勝と決勝は、大晦日ワンデイトーナメントに──。2021年3月26日の「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント」の会見後、榊原信行CEOが取材に応じ、バンタム級日本GPとフェザー級世界GPの日程を明かした。  日本の16選手によるバンタム級GPは、5月23日(日)に東京ドームにて1回戦4試合が行われ、翌週の5月30日(日)に丸善インテックアリーナ大阪(大阪市立中央体育会館)にて、1回戦の残り4試合が行われる。2ndラウンドは9月中旬~下旬に関東圏近郊で開催(東京五輪の開催有無によって会場が決まる)、大晦日に準決勝・決勝戦の2試合で優勝者が決定する。  また、フェザー級GPは海外からも選手を招聘し、「9月と12月に8人トーナメント」で行うという。  榊原CEOは、「秋まで、いや夏くらいまでかな、(海外からの入国の)様子を見て、ワールドGPということで、フェザー級がぶち上げられれば。9月と12月に試合を行い、8人でフェザー級のトップアスリート達、日本勢+外国勢で、1stラウンドとファイナルラウンドを、このバンタム級のジャパンGPにかぶせる形で開催できたらと考えています」  つまり、9月に開幕するフェザー級世界GP1回戦と、バンタム級日本GP2回戦で、4選手が勝ち残り、大晦日の一夜に準決勝と決勝の2試合が行われることになる。  両GPとも、1日2試合を戦う過酷なトーナメントについて榊原CEOは、「厳しいですね。ゲーム性も加わるので、それが(ワンデー)トーナメントのダイナミズムかなとも思ったりもするので、最後までドラマチックな戦いが見られると思います」と、組み合わせやダメージの大小によって、決勝の2選手のコンディションに差異が出るワンデートーナメントの見どころを語った。  2017年のバンタム級トーナメントでは、1回戦が10月15日、2回戦が12月29日、大晦日に準決勝・決勝戦の2試合が行われるという“死のスケジュール”のなか、堀口恭司(アメリカントップチーム)と石渡伸太郎(CAVE)が決勝に勝ち上がり、試合後、敗者・石渡は入院、長期欠場を余儀なくされている。 斎藤「巡り合う時にやるから黙らせるために練習あるのみ」  そんなワンデートーナメントについて、朝倉未来(トライフォース赤坂)は自身のYouTubeで、GPの開催を望みながらも、「1日2試合とかフェアじゃない。1日1試合の(各大会に分けて開催する)トーナメントだったら全然アリだけど、大晦日とかに準決勝、決勝みたいな感じでやる時があって、怪我する可能性もあるし、準決勝の相手がめちゃめちゃ強い場合もあるんで、それで凌ぎあって3Rまでやった状態と、もう一方のヤマが10数秒で終わっちゃったら、お互いにフェアじゃない。そういう状況が起こるんで、ほんとうの実力を見る意味でも、1試合ずつやってほしいなっていうのはある」と、イコールコンディションが前提のファイトスポーツとして、問題があると語っている。  未来との対談で弥益ドミネーター聡志(teamSOS)は、「それ(1日2試合)が1回の戦績として数えられるのは不服」と、リザルトが残るファイターとして納得がいかない部分があると言いつつも、「見ている人からしたらそこにエンターテインメント性があるっていう楽しみ方もできる、そこのバランスですよね」と、観客の視点も考慮。未来も「まあまあたしかに、運も味方にするみたいな」と、ワンナイトトーナメントの難しさを語っている。  海外にもMMAのワンデートーナメント自体はあるが、アスレチックコミッション管轄下では、1日の総ラウンド数が限定されていたり、各ラウンドの試合時間が限定されることが多いのが現状だ。  その一方で、女子MMAのInvicta FCが行ったワンデートーナメントは、5分1R制により、短期決戦ファイトが続出し、MMAの醍醐味は薄れている。3Rには3Rの、王座戦の5Rには5Rの戦い方がある。ましてや、3R×2回の1日最大6Rでは、次戦にダメージを負わない戦い方も求められる。  優勝賞金は1000万円、準優勝500万円、各賞も用意された今回のバンタム級トーナメントで上位を目指すファイターたちは、そのことも織り込み済みで、覚悟を決めて参戦する。  そして、9月開幕と言われるフェザー級ワールドGPはどうなるか。すでに3月21日名古屋大会ではクレベル・コイケ(ボンサイ柔術)が摩嶋一整(毛利道場)を2R 三角絞めで極め、堀江圭功(ALLIANCE)が関鉄矢(SONIC SQUAD)を3R TKOに下すなど、サバイバルマッチを勝利。そして、佐々木憂流迦、金原正徳がフェザー級転向を表明している。  そんななか、王者・斎藤裕(パラエストラ小岩)は「逃げてるとか、かかってこいとか凄い言われようだな。巡り合う時にやるから黙らせるために練習あるのみ」「立場上、言えないことが多すぎて誤解を招くことが増えてきた。色々なことに寂しさを感じながら、結果で証明していくという生き方を選んでしまった」と、「巡り合う時」に「結果で証明」するとツイート。  そして、ワンデートーナメントに異議を唱えている朝倉未来は、「俺はベルトを早く取る為なら誰とでもやる」と、悲願の王座獲得のためには、誰とでも対戦すると、明言している。  榊原CEOは「5月には彼(朝倉未来)もワンマッチになると思いますが組めたらと思っていますし、斎藤裕も5月にはラインナップしたいと思っています」と、東京ドーム大会と大阪大会に、朝倉未来と斎藤裕をラインナップしたいと語っている。  新型コロナウイルス感染状況、東京オリンピックの動向も睨みながら、2007年の『K-1 WORLD GP 2007 FINAL』以来、実に14年半ぶりとなる東京ドームでの格闘技大会に向け、賽は投げられた。まずはバンタム級GPが決定。大晦日に向け、RIZINはどんな画を描くか。
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