東京ドーム大会の開催を正式発表した榊原信行RIZIN CEO
2021年3月26日(金)都内にて、5月開幕の「RIZIN JAPAN GRAND-PRIX 2021 バンタム級トーナメント 1st ROUND」の「組合せ抽選会」および会見が行われた。
会見では5月23日(日)に東京ドームにて1回戦4試合が行われ、翌週の5月30日(日)丸善インテックアリーナ大阪(大阪市立中央体育会館)にて1回戦残り4試合が行われることが発表された。2nd ROUNDは9月中~下旬に関東圏近郊で開催し(東京五輪の開催有無によって会場が決まる)、大晦日の準決勝・決勝戦に勝利したGP優勝者が、王者・堀口恭司(アメリカントップチーム)への挑戦権を得ることになる。
優勝賞金は1,000万円に決定。また準優勝の選手には500万円が授与される。その他にもトーナメント中のベストバウト賞(2名)、ベストKO賞、ベストサブミッション賞を、それぞれファン投票により決めることも明かされた。またトーナメント全試合を通して最速でKOした選手に贈られる最速勝利賞も追加され、各賞100万円ずつ、賞金総額は2,000万円が準備されているという。
(写真)バンタム級JAPAN GPの出場選手16名が次々と発表されていく
東京ドームで格闘技の大会が行われるのは『K-1 WORLD GP 2006』以来実に14年半ぶり。会見に出席した榊原信行RIZIN CEOは「私自身、東京ドームに足を踏み入れるのは最後は2003年(PRIDE GRANDPRIX 2003 決勝戦)なのでめちゃくちゃ胸が踊っています」と語った。
なお、東京ドームは全試合MMA(総合格闘技)で行われ、大阪大会はいつも通りキックボクシングの試合も含まれ、メインイベントは皇治(TEAM ONE)が務めることも発表された。