MMA
インタビュー

【RIZIN】電光石火! サトシが逆クラッチから三角絞め「チャンピオンがいないと意味が無い」×徳留「何年も三角で取られてないのに…」

2021/03/22 18:03

徳留「極めの力はほんとうにレベルが違う」

──試合後の率直な感想をお聞かせください。

「いやー、サトシ強かったですね」

──対戦を終えて、相手の印象は違いましたか。

「三角に入られてから、何も出来なかったですね……。あんな取られ方は、本当に何年も三角で取られてないので、やっぱりサトシは本当にすげぇなと思いました」

──初めてのRIZINのリングはどんな印象でしたか。

「リングがすごい戦いやすいと思いました。アップのときに確認したんですが、マットがすごい良くて、踏み込みがしやすいので、試合で打撃をもう少しやりたかったなと思いました」

──今後の展望を教えて下さい。

「負け方が、あんなすぐに負けているので……今後呼ばれるかは分かりませんが、また呼ばれたら、その一戦にしっかり賭けて練習したいです。展望とかはそこまでないですね」

──最初にセンターを取って、打撃から組みに行ったのは、徳留選手からでした。あれは、組めたら自分からテイクダウンしようと決めていましたか。

「そうですね。一回、肌を合わせて、どれくらい力やフィジカルが強いかを。プランとしては押し込んでテイクダウン、押し込んでテイクダウン、というのをやれたらいいね、というのを話していて、組んで強かったら、打撃でやればいいかなと思っていました。

 組んだら、やっぱりサトシは柔術家なので、あんまり力を使わず、自分が四つが得意というのもあるんですけど、結構イージーにテイクダウンをさせてくれて、自分の得意なハーフガードにも行けたんですけど……ちょっと欲が出てしまって、QUINTETのときもそうでしたが、ちょっと乗り過ぎちゃって腕を取られてしまったんですけど、サトシがそれを狙って、ちょっと浮かせてから三角を取られちゃったんで、同じ負け方を2回してんなって」

──あの三角、前に煽って右手を引き付け、最初は三角を右足で組んでいたのを、引き付けて左足に組み直していました。

「ああー、組み直したんだ……。普通の三角の入りじゃないし、自分が(前に)乗っちゃっているというのもあるんですけど、極めの力はほんとうにレベルが違うなと思ったスね」

──最後は納得したような表情を浮かべていましたが、これから就職もし、新しい生活のなかで格闘技を続けていくような感じでしょうか。

「そうですね。あの負けは納得する以外、見ている人もコイツ弱ぇなと思うぐらい、きっちり極まってたんで……まあ、弱いスね、自分が」

──徹底してスタンドで戦おうとは思わなかったですか。

「打撃で行っても良かったかもしれませんが、でもそれでPANCRASEで自分は久米さんに負けてるし、ONEでもクリスチャン・リーに負けている。それでチェンジしてONEで2戦して、スタイルをチェンジして2連勝しているので、今回もしっかり打撃を振って組み付いて倒す──そういう練習をずっとしてきたので、そのやってきたことは出せたんで、(一本)取られたけどすっきりはしています」

MAGAZINE

ゴング格闘技 NO.331
2024年3月22日発売
UFC参戦に向け、ラスベガス合宿の朝倉海。「プロフェッショナル・ファイターの育て方」でチームを特集。『RIZIN.46』鈴木千裕×金原正徳インタビュー、復活K-1 WGP、PFL特集も
ブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリアブラジリアン柔術&総合格闘技専門店 ブルテリア