2021年3月21日(日)名古屋・日本ガイシホールで開催された『Yogibo presents RIZIN.27』の大会終了後、榊原信行RIZIN CEOが今後の構想について語った。
5月の東京ドーム大会構想を明かした榊原CEOは、その中で宮本和志(超硬派武闘集団和志組)に1Rわずか8秒でKO勝ちしたスダリオ剛(PUREBRED)の次回について話した。
「スダリオとエンセン(井上=スダリオのコーチ)とは試合前から話をしていますが、スダリオがべらぼうなスピードで急成長している。相撲界から来た人には過去何度も裏切られているので、なかなか強くならなかったり、辛抱がきかなかったりということがあったんですが、そういう選手たちとは全く違って、ひょっとしたらあの20代の若さで世界のヘビー級でトップがとれるくらいのポテンシャルを感じる。
僕らが思っていた以上のスピードでの成長を遂げているので、これもコロナ禍ではあるんですけれども、スダリオがあれだけ強気なことを言うので、ゴリゴリのヘビー級選手を用意して5月は海外勢とマッチアップしてもいいんじゃないかなと思っています。海外の選手の中で考えたいと思います。
ヘビー級で言えばあとはシュレック関根選手とかに声をかける感じかなと思うけれども、あれだけ生意気なことを言うので外国勢のトップどころとやってみたらいいんじゃないかなと思います。ロシアとかアメリカとかブラジルから、ギラギラした本当のMMAのコンプリートなヘビー級選手をマッチメイクしていこうかなと思っています」
スダリオはKO勝ち後、マイクで「榊原さん、ちゃんとしたファイターとやらせてください」とアピールしていた。そのアピール通り、次回は5月に予定される東京ドーム大会か大阪大会で海外の強豪ヘビー級選手が用意されることになりそうだ。