菅原（左）は「普通の女子の試合ではないところを見せたい」、NOZOMIは「“女子らしくない”試合をする」と誓い合った
2021年3月21日（日）東京ガーデンシアター『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN～K'FESTA.4 Day.1～』の前日計量＆記者会見が、20日（土）都内にて13：00より行われた。
第4試合のスーパーファイト、K-1女子アトム3分3R延長1Rで対戦する、Krush女子アトム級王者・菅原美優（K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ）は44.8kg、NOZOMI（TAD）は44.5kgでリミットの45.0kgをパス。
花柄の上下ウェアで計量をパスした菅原は硬い表情からニッコリと笑顔を見せ、NOZOMIは筋骨隆々の逞しい肉体をモノトーンの上下ウェアで包み無表情で計量を終えた。フェイスオフでは最初笑顔で向き合った菅原だったが、NOZOMIの挑むような視線にはっとした表情を見せ、真顔となった。
その後の会見でNOZOMIは「ここでしっかり勝って、タイトルマッチにつなげられるように全力で倒しに行きます」と、菅原に勝利してタイトルマッチでの再戦を実現させると意気込む。菅原は「一生懸命に頑張るのでよろしくお願いします」と短く挨拶。
今大会唯一の女子マッチであることについて、NOZOMIは「女子が1試合で、その1試合に選んでもらったのは光栄です。“女子らしくない”試合をしてインパクトを残したいと思います」と、普通の女子の試合ではないところを見せたいとの決意を話す。
一方、菅原も「こういう大きな舞台で女子の試合を組んでもらえて嬉しいです。試合で勝つだけでなく2人ともスピードもあると思うので、今までにない女子の試合を見せたいと思います」と、同じく女子格闘技のイメージを変えるような試合にしたいと語った。
