女子キックボクサーでモデルのアリス(伊原道場)が、2021年4月11日後楽園ホール大会で試合を行うことを報告した。“辛党パティシエキックボクサー”武内紗耶香(格闘技スタジオBLOOM)と女子52kg契約・2分3Rで戦う。
アリスは現在17歳。日本人の父とイスラエル人の母を持つハーフで、4歳から伊原道場で練習を積み、2019年3月にプロデビュー戦を勝利で飾った「ミスセブンティーン2018」の美少女モデル。9月のプロ2戦目でERIKOに判定負けを喫し、2020年10月の上野hippo宣子戦では身長170cmの長い脚から繰り出すミドルキック、ヒザ蹴りでプロ2勝目をあげていた。
また、3月15日放送のテレビ朝日『激レアさんを連れてきた。』では、「83%がキックボクサーで残りのSeventeen(17%)がモデルの人」として出演。
番組では「アリスさんは“シンプルに粗暴”な本性を隠しながらミスセブンティーンに挑戦。アピールタイムでは“殴り合いなら負けないのになぁ”と思いながらシャドーボクシングを披露していた。その結果、ミスセブンティーン2018に合格。その直後、プロキックボクサーとして15歳でデビューを果たし、前代未聞の二刀流生活がスタート」と紹介された。
モデルらしからぬ逞しい筋肉のために、タイプ別に着こなしを指南する企画で“筋肉質さん”というマイナーなカテゴリーに認定されたが、2020年にセブンンティーンモデルを卒業すると、現在はUNDER ARMOURの契約選手となり「スポーツモデル」としても活躍中だ。
先輩モデルらが、「脚の筋肉が普通の人間じゃなかった。ムキムキのししゃも」「ペットボトルのキャップを廻し蹴りで外すチャレンジで、威力が凄すぎてスタッフさんが怯えていた」と証言するなか、番組でアリスは、「最近カーフキックが流行ってるじゃないですか」とさも当たり前のように発言し、世間一般にもふくらはぎを蹴る“カーフキック”が流行っていることを前提として熱く語り出すなど、キックボクサーとしての存在感をアピールしている。
キックボクシングとモデルの両方を極めたい、というアリスはプロ3勝目を挙げることができるか。