(C)Good Loser
4月20日(土)東京・新宿区の「GSPメディアセンター」にて「K-1 KRUSH FIGHT.100」の一夜明け会見が行われた。
19日の第7試合で、元プロボクサーで2014年西日本スーパーライト級新人王・大泉翔(昇龍會)を3R2分22秒、右ハイキックでKOした山際和希(谷山ジム)が会見に出席。
ボクシングで5勝(2KO)3敗2分の戦績を残し、キックボクシングに転向してこれがデビュー戦となる大泉に、山際は前日会見で「蹴りがどれくらい痛いか味わってもらおうと思います」と宣言。その言葉通りとなった。
山際「これからもKOを狙っていきたい」
「昨日はたくさんの応援ありがとうございました。KrushがK-1 KRUSH FIGHTに名前が変わって一発目の大会でKO勝利できて凄く嬉しく思います。ちょっと一発もらって倒されてしまったんですけれども、これは倒しにいった結果かなと思います。これからもまあカウ
ンターには気をつけてKOを狙って行きたいです」
――大泉選手の印象は?
「大泉選手、流石ボクシングから気合いを入れて転向してきただけあって、凄く気持ちが強くて。最初はローキックを効かせて倒す予定だったんですけど、思ったよりローキックが効かなかったです。それで急遽作戦を変更して、ミドルを蹴って、ローも蹴りつつハイキックを狙おうと思いました。
大泉選手はずっとパンチのカウンターを狙っている感じがあって、僕が先に動いてしまうと後から狙われてしまうので、そこは先に大泉選手を動かして…という感じで行きました。先にダウンを取って自分を見失ったところでパンチを合わされてしまった感じでしたけど、それ以外は自分の戦いが出来たかなと思います。欲を言えば1Rでパンチで倒したかったです」
――元プロボクサーをパンチで倒したいという気持ちは強かった?
「やはりボクサーがキックボクシングに転向してきて、みんなローでやられていて。ローで倒してもあまり盛り上がらないかな、と。ちょっとそこは欲をかいてしまった部分もあるんですけれど、出来れば西日本の新人王になった選手をパンチで倒したかったですね」
――倒すスタイルの手応えは?
「以前はけっこう下がってばっかりだったんですけれど、あまり下がらず自分から倒す攻撃を出せたので、それは良かったかなと思います」
「目標というか希望なんですが、K-1 KRUSH FIGHTのベルトに絡む試合を組んでいただきたいです。あとはK-1 WORLD GPにも出場させていただけたらと思います。やりたい選手としては一度やっている久保優太選手、木村“フィリップ”ミノル選手、松岡力選手にリベンジしたいです。あと僕の中では日本人最強だと思っている野杁正明選手に挑戦してみたいと思います」
――ファンの皆さんへメッセージは?
「これからも蹴りだけではなく、パンチも使ってどんどんKOを狙うスタイルで行きたいと思います。ぜひまたよろしくお願いします」
【関連記事】
「K-1 KRUSH FIGHT.100」全試合結果
元プロボクサー大泉翔が大胆発言を連発、迎え撃つ山際和希は「蹴りがどれくらい痛いか味わってもらおうと思います」