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4月20日(土)東京・新宿区の「GSPメディアセンター」にて「K-1 KRUSH FIGHT.100」の一夜明け会見が行われた。
19日のセミファイナルで、第3代Krushウェルター級王者・牧平圭太(HALEO TOP TEAM)を判定3-0で破った松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)が会見に出席。12月のK-1大阪大会で野杁正明に1RKO負けを喫してからの再起戦となった松岡は、2Rからパンチ主体の攻撃に切り替え、牧平の顔面を血で真っ赤に染めて元王者を降した。
現在、K-1・KRUSHは共に同門の久保優太と木村“フィリップ”ミノルがベルトを巻いている状況。松岡は「ミノルくんには次の防衛戦でサクッと勝ってもらって、ベルトを返上してもらいます(笑)」と木村にベルト返上を迫る勢いでタイトル挑戦をアピールした。
松岡「牧平選手の男気と気合いを感じました」
「昨日は応援ありがとうございました。試合はほとんど内容を覚えてなくて、昨日の夜、飲んだお酒と寝不足で今は絶不調です」
――牧平選手の印象は?
「けっこうパンチを当てた感触はあったんですけど、そこは元チャンピオンとしての強い意地が倒させてくれなかったと思います。動画で試合を何回も見たんですが、けっこう倒れてもいいなって思う場面は一杯あったんですけど、倒せなかった僕の力量と牧平選手の男気と気合いを感じました」
「全く作戦は考えてなくて、いつも通りにアップをしていたら『足が動かんな』ってことになって…。それで昨日は蹴れなかったのでパンチで行きました」
――元チャンピオンを圧倒できたことは自信になった?
「ベストコンディションに持っていけなかった僕が悪いんですけど、足が動かない中でもパンチで元チャンピオンを倒せたことは自信につながりました」
――K-1・KRUSH共に同門の選手がチャンピオンだが、今後の目標はどうする?
「とりあえず僕はベルトが欲しいので、(久保)優太さんにも(木村“フィリップ”)ミノルくんにもベルトを返してもらって、僕に代わってくれってもうチーム内でも言ってます(笑)」
「まあ、次にサクっと防衛戦で勝ってもらって、ベルトを返してもらいます(笑)」
――今後の目標はタイトルに挑戦すること?
「そうですね。今はベルトが欲しくて、元々僕の地元で後輩やった(玖村)将史にも先に獲られて。もう今は“将史さん”って状態なので(笑)。僕が現役でやっているうちに早くベルトを獲りたいと思っているので、早く獲らせてください!」
――ファンの皆さんへのメッセージは?
「昨日は応援ありがとうございました。これからもこんな感じでどんどん勝ち進んでベルトを獲りたいと思うので、これからも応援よろしくお願いします」
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