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【BOM】梅野源治がタイトルを懸けてキヨソンセンとリベンジマッチ、福田海斗vs大崎孔稀がついに激突

2021/03/06 21:03
 2021年4月11日(日)神奈川・横浜大さん橋ホールにて2部制で行われる『BOM WAVE04 - Get Over The COVID-19 -』の全対戦カードが発表された。  第2部(16:00開始)では、BOMライト級(61.23kg)タイトルマッチ3分5Rで王者・梅野源治(PHOENIX)vs挑戦者キヨソンセン ・フライスカイジム(FLYSKY GYM)が決定。  梅野は2014年11月に日本人初のWBCムエタイ世界(スーパーフェザー級)王者となり、2016年10月にはヨードレックペット・オー・ピティサックを破り外国人として史上6人目のラジャダムナンスタジアム(ライト級)王者となった“日本ムエタイ界の至宝”。2019年は得意の首相撲とヒジ打ちを封印して『RISE』の世界トーナメントに出場し、決勝へ進出するも白鳥大珠にKO負け。その後はムエタイに復帰して1勝1敗、2021年2月にはRISEでノラシンからダウンを奪っての判定勝利を収めた。  対するキヨソンセンは、タイ在住時代はラジャダムナンとルンピニースタジアムで活躍。現在はFLYSKYGYMでトレーナーを務めながら日本の試合に出場している。2018年10月の『KNOCK OUT』では森井洋介と3分5Rを戦い抜いてドロー。延長戦でKO負けを喫しているが(トーナメントのため公式結果はドロー)、これは森井の対戦相手の欠場を受けて急遽1週間前に出場が決まったもの。危険なヒジ打ちを得意としており、ハイキック、右フック、ヒジ打ちなど多彩な技でのKO勝利が多い。  両者は2020年12月のBOMで対戦しており、2Rにキヨソンセンがヒジでカットを奪って梅野を流血させ、判定は3-0(49-47、49-48、50-48)でキヨソンセンが勝利している。今回は梅野が2019年12月に獲得したBOMライト級王座を懸けての再戦。梅野のリベンジなるか、それともキヨソンセンが返り討ちでタイトルを奪取するのか。  同じく第2部では「BOM バンタム級(53.52kg)王座決定トーナメント」の決勝戦として、カイト・ウォー・ワンチャイ(=福田海斗/ウォー・ワンチャイ プロモーション)vs大崎孔稀(OISHI GYM)が決定。 (写真)大崎(左)とカイトの激突決定 福田はタイで活躍を続ける日本人選手。中学1年生でタイにてプロデビューし、タイで試合を重ねてルンピニーとラジャダムナンのランキングに何度も名を連ねる。2015年3月、WPMF世界フライ級王座獲得。同年11月には藤原敏男以来となる、日本人2人目のルンピニー&ラジャダムナン2大殿堂同時ランクインを果たし、12月にはタイ国プロムエタイ協会フライ級王座も獲得。同年の最優秀外国人選手に選ばれた。  2018年9月にTrue4Uスーパーフライ級王座を獲得、2019年10月には日本の『Suk Wanchai MuayThai Super Fight vol.6』でルンピニースタジアム認定スーパーフライ級王者ルンナライをKO撃破し、True4Uバンタム級王座を奪取するなど、本場タイのムエタイで最も活躍する日本人選手として知られる。新型コロナウイルスの影響でタイでの活動がままならず、2020年10月4日の『BOM』ではユットを圧倒KO、10月29日の『NO KICK NO LIFE』では馬渡亮太に大差の判定勝ちと国内で連戦した。  対する大崎はRISEスーパーフライ級王者・大崎一貴の弟で、23勝(16KO)5敗1無効試合という攻撃力の持ち主。パンチ、蹴り、ヒジ、ヒザいずれでもKOできる破壊力があり、タイ人と渡り合うテクニックも持っている。特にボディブローは強烈。RISEでは2020年9月大会で奥脇一哉を1R2分32秒、鮮やかなハイキックでKO。2021年1月には京介を2R37秒、カーフキックで仕留めている。  これまで交わることのなかった軽量級の実力者同士がついに激突。見逃せない好カード実現となった。
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