ゲーオ、ゴンナパーに続いてK-1、Krushの王座を狙うダウサコン (C)K-1
2021年3月28日(日)東京・日本武道館『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN ~K'FESTA.4 Day.2~』で、Krushスーパー・バンタム級王者・玖村将史(K-1ジム五反田チームキングス)と対戦する元WPMF世界スーパー・バンタム級王者ダウサコン・モータッサナイ(タイ/ウィラサクレック・フェアテックスジム)のインタビューが主催者を通じて届いた。
ダウサコンは元ラジャダムナンスタジアム認定スーパーフライ級3位&元WPMF世界スーパー・バンタム級王者で、2017年~2018年にREBELSへ4度参戦した、強打が武器のムエタイ戦士。2018年4月27日に小笠原瑛作にKOで敗れWPMF王座を失った。最近では、ジャパンキック協会の2020年8月大会のメインに登場して、同団体のトップである馬渡亮太と引き分け、12月のREBELSでは栗秋祥梧から判定勝ちしている。戦績は90勝(8KO)48敗5分。
全部合わせれば200試合から300試合はやっている
――試合に向けて現在のコンディションはいかがですか?
「もう今は準備万端で、あとは3月28日の試合当日を待つだけだよ」
――K-1初出場が決まって、どんな心境ですか?
「とてもワクワクしている。ただムエタイとはルールが違うので、そこは準備しなきゃいけないね」
――K-1という舞台にはどのようなイメージを持っていますか?
「K-1のリングというのは子供の頃から見ていて、ぜひ出たいとずっと思っていた。今回こういう機会をもらって、プロモーターの方とジムの会長にはとても感謝している」
――ダウサコン選手がムエタイを始めたきっかけはなんですか?
「ムエタイは7歳から始めた。自分が住んでいた村の中にジムがあって、友達もみんなムエタイをやっていたんだ。そして自分もムエタイで稼ぎたいという気持ちが出て、試合をやるようになった」
――タイではどのぐらい試合をしていますか?
「ハッキリと数は憶えてないけど、全部合わせれば200試合から300試合はやっていると思う」
「自分では蹴りだと思ってる」
――ダウサコンというリングネームの由来は?
「タイ語でダウというのは星という意味で、日本語と同じようにスターの意味もある。サコンというのは私がサコンナコーン県の出身なので、“サコンナコーンのスター”という意味でつけられた」
――K-1ルールに向けて、どんな練習をしていますか?
「ジムの仲間と練習をしている。同じジムの仲間のゲーオやゴンナパーと練習をしたこともあるし、K-1ルールで戦うことには特に問題ない」
「玖村選手はKrushのチャンピオンでもあるし、スーパースターの一人なのでこんなに早く戦えるチャンスが来て、とてもワクワクしている」
――玖村選手は「圧倒的に倒して勝つ」と発言していますが、これについてどう思いますか?
「それはお互いの考え方だから、全く気にしていない。自分も自分なりに彼とは違うように考えているから(ニヤリ)」
――K-1での目標はなんですか?
「もちろん目標は考えている。これまでK-1で戦ってきたゲーオやゴンナパーのように、チャンスがあればチャンピオンになりたいと思っている。やっぱり2人の活躍はいいお手本になっているよ」
――それでは最後にファンの皆さんへのメッセージをお願いします。
「3月28日は自分にとってK-1初参戦で、全力で戦おうと思っている。自分のことも応援してほしい」