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【K-1】減量せず、ナチュラルウェイトで試合に臨む神保克哉「解放された感じで、やりたい放題です」

2021/03/04 19:03
 2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~K'FESTA.4 Day.1~』にて、スーパーファイトの-75kg契約3分3R延長1Rでジュリオ・セザール・モリ(ブラジリアンタイ/team Mori)と対戦する神保克哉(K-1ジム目黒TEAM TIGER)が、4日(木)都内所属ジムにて公開練習を行った。  神保はK-1アマチュアを経て2015年6月にKrushでプロデビュー。2019年6月にはKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーに挑戦したことも(判定負け)。2020年3月には「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」に抜擢されたが、1回戦敗退。11月の『スーパービッグバン』ではBigbangスーパーウェルター級王者MIKE JOEに判定勝ちして再起を飾っている。  この日、神保が公開したのはミット打ちなどではなく、ウェイトトレーニング。バーベルのシャフトに片側だけウェイトをつけ、腕を斜め上に突き出す要領で上げる運動を左右、さらに振り返るような形で左右それぞれ行った。  今回、神保が出場する試合は-75kg契約。これまでのスーパー・ウェルター級から5kg重い契約体重となる。それを見据えた「公開トレーニング」の意図を、神保はこう語った。 「今までは『体重が増えちゃうんじゃないか』って気にしちゃって、ウェイトトレーニングもあまり重いものは持てなかったんですよ。さっきは軽めのでやったんですけど、いつもはもっと重いので何回もできていて、その分パワーがついてると思うので、倒せる自信があります。そのアピールも兼ねてウェイトトレーニングをやりました」  75kgはほぼナチュラルウェイトということで、減量から解放されたと神保は言う。 「減量がない分、練習にメチャクチャ本気を出せるんで、相当仕上がってます。今までは頭の中で減量のことばっかり気にしていて、練習してても『この練習でどれだけ落ちたんだろう』とか思って、本気が出せてなかったんです。今までは計量でパスしたら満足してたんですよ。  自分、器用そうに見えても実は不器用で、減量と試合、両方を一度にやるということができなくて。体重を気にする必要がなくなったので、気持ち的にもかなり余裕ができました。解放された感じで、やりたい放題です。『これが自分』っていうのを見せられると思います」  減量から解放され、ウェイトトレーニングも全開で行えている神保は、自らのパワーに手応えを感じているという。 「今までは減量してた分、力が発揮できなかったんですけど、今回はナチュラルで試合できるんで、いつも通りの自分が試合でも見せられるかなと思ってます」  相手のジュリオ・セザール・モリについては「公開練習を見たら『ガンガン前に行く』って言ってたんですけど、スタミナがもつかなって感じですね。スタミナ的には俺の方が絶対上なんで。自分よりひと回り以上も年上で、“オヤジ世代”という感じなんで、オヤジ狩りします!」  最終的には「K-1なんで、倒して勝ちます」とKO宣言。「今回は自分の中で『どう勝つか』じゃなくて、『どう倒すか』が目標なので、見ててください」と言い切る。フィニッシュについては「いろんな倒し方があるので、どう倒すかは試合当日に決めたいと思います」と語った。  今回の試合をきっかけに「75kg級」が創設され、その中心人物になることを目論む神保としては、この初戦は重要だ。「やっぱりKOで勝たないとインパクトを残せないと思うので、絶対KOで勝って、そのまま新階級創設に向けて頑張っていきたいです」  また21日の「Day.1」で勝ったら28日の「Day.2」にも連続出場することをブチ上げてもいるが、「全然オファーが来ないんすよ、まだ。大丈夫かなあと思ってるんですけど、2試合全然やるし、80kgでも全然やるんで、オファーお待ちしてます!」とアピール。  最後には「イヤでも新階級を創設せざるを得ないような試合をするので、3・21オヤジ狩りに期待してください。夜露死苦!」と締めくくった。
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