拳信王(左)のボディブローに苦痛の表情を見せてしまった相内
2021年2月28日(日)神奈川・横浜アリーナにて開催された『Cygames presents RISE ELDORADO 2021』で、プロ格闘技デビュー戦を行った元プロ野球西武ライオンズの相内誠(フリー)を1R2分5秒でKOし、プロ格闘技の厳しさを教えたDelgermuru拳信王(=デリゲルムルン ケンシンハン/モンゴル/FLATUP)が試合後インタビューに答えた。
試合後の感想を求められた拳信王は「考えた通りに試合した。最初にパンチか蹴りで倒して決めると考えた通りになった」と、事前に「パンチとキックでKOで勝ちます」と言った通りになったとする。勝利したのは4年ぶりで「今後はもっと試合がしたい」と31歳ながらやる気満々。
相内については「相手は気持ち強いな、やるな、みたいに最初から思ってやった」と気持ちの強さは認めていたとし、「やるなって気持ちはあると思ったけれど、パワーは感じなかったね。もらったらすぐに効いて(気持ちが)折れていたのを凄く感じた」と、パワー不足と痛みが顔に出ていたと振り返った。
最後には相内へ「練習をもっとやるとか、もっとパワー付けたりとにかく練習する。これから頑張って、もっと強くなってもっといい試合をしてください。格闘技はハートだから、ハートがあれば強くなれると思っている(相内は)ハートはけっこうあった。気持ち強いなと感じたね」とメッセージを送った。