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【REBELS】50歳で約16年ぶりのリングに上がる山口元気、皇治とのエキシビションマッチは「左ミドルが蹴れればいいかなと」

2021/02/25 21:02
【REBELS】50歳で約16年ぶりのリングに上がる山口元気、皇治とのエキシビションマッチは「左ミドルが蹴れればいいかなと」

皇治(右)を相手に約16年ぶりに“選手”としてリングに上がり、エキシビションマッチを行う山口代表

 2021年2月28日(日)東京・後楽園ホール『REBELS~The FINAL』に皇治(TEAM ONE)がエキシビションマッチで出場することが決まった。相手はREBELSを旗揚げさせた山口元気Def Fellow代表(KNOCK OUTとREBELSの運営会社)。

 皇治は「REBELSでは、小生意気な自分をトーナメントに入れていただいたり、大阪でもセミファイナルで使ってもらって、REBELSが無かったらいまの自分は無い」と、恩返しのつもりで出場を決めたという。


 その相手となる山口は1970年4月生まれの50歳。現役時代はMA日本キックボクシング連盟フライ級&フェザー級の二階級制覇を達成した。サウスポーから繰り出すカウンターパンチとミドルキックを得意とし、ムエタイベースながら倒すスタイルで国内軽量級のトップクラスに君臨。ランバーM16と激闘を繰り広げたこともある。身長は165cm。

 2000年にMA日本キックで行われた軽量級最強決定トーナメントの『COMBAT2000』で一度試合から離れたが、2004年11月に『IKUSA』で復活。ティージクン・ヨシダからダウンを奪って判定勝利し、これが最後の試合となった。戦績は24勝15敗2分。


 宮田充プロデューサーは「記念セレモニーをどういう形で実施するか日々思案している中で、11年の歴史を振り返ってビジョンで映像を流したり、REBELSゆかりのファイターに参加してもらってのセレモニーがいいかと考えましたが、もっとインパクトのある観戦いただく皆さんにより楽しんでいただけるものがないかと考えていました。その中で原点に立ち返ると言うか、何をするべきかと考えたところ、主役は2010年1月からREBELSを10年主催されてきた山口代表が主役になられた方がいいという結論に達しました。

 プロモーターに転身されて、引退試合のようなものを行っていないと確認しました。最後は山口代表にファイターとしてリングに立ってもらうのがいいかと。山口代表にここでファイターとしてリングに立っていただきたいとオファーをし、固辞されましたが50歳でリングに立っていただくことをご快諾いただきました」と実現に至る経緯を説明。


 山口代表は「僕はもう50歳なのでエキシビションに出てくれと言われた時には耳を疑いました。他の選手がやるものだと思っていたので。その時は73~74kgあって、足も上げたことがない状況でやってくれないかと言われ、いやいやちょっと無理ですよと言ったんですが、話を聞いてREBELSのファイナルで皇治選手と考えていますと聞いた時に、皆さんが盛り上げようと考えている時に恥ずかしいとの理由で断るのは失礼じゃないか、快諾してくれた皇治選手にも失礼じゃないかなと思いました。

 それから1週間で7kg減量して、話を聞いて10日間くらい。ラーメンは6~7杯替え玉とライスをおさえて減量しています。皇治君もREBELSに来てくれて、大阪から1人で会見にやってきてくれて盛り上げようとしてくれて。盛り上げる発言をしてくれて、大阪でREBELSとコラボした時も皇治君の応援が凄くてみんなから慕われている印象を持っています。


(写真)現役時代、左ミドルキックを得意としていた山口代表の雄姿

 不思議な縁で、この3人が同じテーブルに座って対応するとは思いませんでした。感謝の気持ちをもってREBELSファイナルなので老体に鞭打って頑張ってやりたいと思います。リングに立つ以上は出身が山木ジムなので名乗らせていただきたい。引退しても所属は山木ジムって気持ちがあるし絆は深いので、山木会長も見に来られるので、教わったことをしっかり出したい気持ちがあります」と挨拶。

 皇治は「俺は今回REBELSがファイナルと聞いて、宮ちゃんが必死に封筒持ってオファーしたのに全員に振られてかわいそうに思っていて。遊びに行くと返事をしたらそれからがしつこい、しつこい。俺は高いぞと。でも山口代表の相手をさせてもらうということと、宮ちゃんのお願いなら俺がリングに上がる必要があるならちょっとでも盛り上がればと思って決意しました。山口代表と宮ちゃんじゃなければしないですよ。

 REBELSには思い入れがあって、その時から勝ったり負けたりでしたが、小生意気な自分を地方から呼んで下さり立派なトーナメントに入れてくださった。大阪の時もセミファイナルで使ってもらった。REBELSがなかったら大げさじゃなく今の自分はなかった。俺が会場に行ってちょっとでも話題になればと思って、一緒に盛り上げられればと思います」と、山口代表と宮田プロデューサーへの恩返しとして出場を決意したと話した。

 ルールや時間は「これから調整」とのことだが、皇治は「グローブは12オンスで」と自虐的に笑う。


(写真)50歳にして現役時代の身体にどこまで近づけるか

 山口代表はムエタイルールが得意だっただけに首相撲&ヒジ打ちありルールはどうかとの質問に、「首相撲は無理です」と何とも弱気。「65kgの後半まで落ちたので、63kgまではいきたいですね。今は下げ止まりで67~68kgなんですがもうちょっと落としたい。朝と夜に走っています」と、身体だけは作りたいとした。

 では見せたい技はと聞かれると「ぶっちゃけ、そこまで考えられない、まずは足が上がるのかな、くらいの。最近は指導でも実演することはほとんどなくなったので、まず僕と言えば左ミドルなのでそれがちゃんと蹴れればいいかなと。そこまで何とかしたいなと。皇治選手の足をひっぱるのはしたくない。裸は無理なのでTシャツとか着させてもらって」と苦笑。

 皇治にはエキシビションでも倒しに行くのかとの質問が飛んだが「それはそれで引く。俺が必死に行ったら逆にみんな引くでしょう」と笑い、「盛り上がればいいです」とした。


 セコンドは山口代表が「小笠原兄弟(裕典と瑛作)、あとキッズのプロに選手になりたい子についてもらって、そうすれば皇治選手も思い切り殴れないんじゃないかとそれを狙っていく」と言えば、皇治は「楽しみですね。それやったらセコンドは豪華にしよう。青木真也でしょ、シバターでしょ。シバターはごちゃごちゃ言うからパシリにしてやろうと思って。そしたら盛り上がるでしょう」と、話した。

 また、山口代表は「皇治選手は自分でジムを構えて、練習場所がなくなったり練習相手がいなくなったり大変だったので、クロスポイントは選手が多いのでウチの選手が行ってよりよい練習にできるのであれば男気を見せてもらったので自分も応えます」と、皇治の練習パートナーに選手を出すと約束。

 それを聞いた皇治は「山口代表の男気が嬉しいし、練習場所がなくなった時にたくさんの人に支えられてRIZINのリングに上がれたし、恩返しをしたいというのが素直な気持ちなので、頑張ります。古巣のリングに上がれるのは嬉しいことなので、当日は自分ができることをやって精一杯盛り上げようと思います」と、最後は真面目に答えた。

 なお、今大会のチケットは対戦カードの発表から3日で全席完売となっている。

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