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【NKB】メインは高橋亮vs山浦俊一の王者対決、sasoriは喜多村美紀と2度目の同門対決で初防衛戦

2021/02/18 22:02
 2021年2月20日(土)東京・後楽園ホールで開催されるNKB日本キックボクシング連盟主催『必勝シリーズvol.1』のメインイベントで、NKBフェザー級王者・高橋亮(真門ジム)vs WBCムエタイ日本統一スーパーフェザー級王者・山浦俊一(新興ムエタイジム)の王者対決が行われる。  高橋は“高橋三兄弟”の次男で、近年は『KNOCK OUT』にも参戦。2017年12月には小笠原瑛作からダウンを奪って引き分け、2018年5月には宮元啓介、9月には瀧澤博人から勝利を奪い、2019年6月にはホームのNKBでバンタム級に続いてフェザー級のタイトルも奪い、2階級制覇に成功。10月には大ベテランの国崇にもTKO勝利。2020年は「ジャパンシフトランド杯59kgトーナメント」で決勝へ進出したが、村田裕俊に延長戦で敗れて優勝を逃した。今回は61kgで初の試合を行う。サウスポーで戦績は20勝(8KO)7敗2分。  山浦は15歳でプロデビューするも16歳から21歳まで現役を離れ、22歳で復帰。2019年9月にNJKFスーパーフェザー級王座を奪取している。2020年12月にWBCムエタイ日本スーパーフェザー級王者・葵拳士郎(マイウェイジム)に挑戦し、判定3-0で王座を奪取した。2019年2月には高橋三兄弟の三男・高橋聖人と対戦し、ダウンを奪われて判定負けしており、高橋兄弟へのリベンジ戦という図式も。戦績は12勝(2KO)8敗2分。  セミファイナルではミネルヴァ・ライトフライ級タイトルマッチとして、王者sasori(テツジム/PRIMA GOLD)が同級1位・喜多村美紀(テツジム)の挑戦を受けての初防衛戦に臨む。  sasoriは2019年9月、ミネルヴァ王座を獲得。2020年2月にはシュートボクシングに参戦し、5勝3KO無敗の快進撃を続けていた女神と対戦。サウスポーから繰り出す左ボディ&左フックを中心に、パンチを全く止めずに打ち合いへ行くアグレッシブなファイトスタイルで女神からダウンを奪い、延長戦で判定勝ち。7月にはRISEに初参戦すると寺山日葵に延長戦で敗れるも大きなインパクトを残した。10月に開幕した「RISE GIRLS POWER QUEEN of QUEENS 2020」では、独特のキャラクターで大ブレイクを果たし、11月の準決勝へ進出するも寺山との再戦で判定2-1の惜敗。戦績は10勝(1KO)4敗2分。  喜多村は、“魔人”と呼ばれ90年代に活躍したキックボクサーであるガルーダ・テツの弟子。約7年のアマチュアキックでの下積み時代を経て、2015年、29歳にしてプロデビュー。遅咲きながらもメキメキと頭角を現し、これまでに小林愛三、寺山日葵などのトップ選手と対戦経験がある。ガルーダ・テツ譲りの決して折れないファイトスピリット、テクニックに定評がある。戦績は9勝9敗3分。  両者はテツジムの同門(ただしsasoriはテツジム姫路支部所属)だが、2019年9月にミネルヴァ・ライトフライ級王座決定戦で対戦し、勝利したsasoriが王座に就いている。2度目の同門対決を制するのはどっちか。
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