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【K-1】加藤久輝とKrushで一撃KOのサッタリ・ウィラサクレックが激突「新しい凄いヤツが現れた」(加藤)

2021/02/03 21:02
 2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K'FESTA.4 Day.1』の対戦カード発表記者会見が、2月3日(水)都内にて行われた。  スーパーファイトのK-1クルーザー級3分3R延長1Rで、加藤久輝(ALIVE)vsサッタリ・ウィラサクレック(イラン/WSRフェアテックス・イラン)が決定。  加藤はハンドボール出身で日本代表も経験。2009年から大道塾で空道を始め、2010~2014年全日本体力別重量級5連覇と2010・2012・2013全日本無差別優勝を達成。2013年からはMMAに参戦し、HEAT、Bellator、RIZINで活躍。2018年6月からはK-1にも参戦し、2連勝で2019年3月にK-1 WORLD GPクルーザー級王者シナ・カリミアンに挑戦したが判定負け。再起戦でK-JeeにKO勝ちするも、2020年3月のタイトルマッチでの再戦では王者K-JeeにKO負け。9月には延長戦の末に新鋭の杉本仁に判定負けを喫し、連敗中。  サッタリはWAKOアマチュアムエタイ世界ミドル級王者、ムエタイ・プレジデントカップ2012優勝、ムエタイ・アジアンビーチゲーム2014優勝、ムエタイ・アジアインドア&マーシャルアーツ2017優勝などの実績を持ち、プロ戦績は10勝(3KO)1敗。2020年10月のKrushに初参戦を果たすと谷川聖哉を右フックでKOし、強烈なインパクトを残した。K-1には今回が初参戦。  サッタリは「とてもいい練習環境でトレーニングを積んでいます。日本に来てより強くなっていると感じます、K-1でベルトを巻くのが目標なので今回の試合が楽しみです」と挨拶し、「自分はベルトを獲るために日本へやって来ました。K-1は全てのキックボクサーにとって最高のモチベーションです。誰がベルトを持っていようが、日本にはいい選手が揃っているが、誰が相手でも戦って勝ちたいと思っています」と、K-1でのし上がるとの野望を燃やす。  加藤は「やっと2020年が終わった感じです。プロで初めての2連敗をしてしまい、連敗しているのに呼ばれて嬉しく思っています。もちろん連敗を止めて凄く強そうな相手と組んでもらったので、勝って上位に戻りたいと思っています」と連敗脱出を誓う。  お互いの印象を聞かれると、加藤は「ウィラサクレックジムは一人大事なイラン人をなくして(シナ・カリミアン)また新しいのを仕入れたと思った。強そうだし、若くて勢いがあってまたこの階級に新しい凄いヤツが現れたと思った」と高評価。 「まず試合映像が少ないですね。そんなにないので、Krushの試合を見て勢いがある、馬力があるイメージはあります。簡単に言えば10年前の自分に似ている。身体能力を活かした戦い方です」と、若い時の自分に似ていると加藤。しかし、「自分は10年分生きているので、プラス自分の方が豊富さがあると思っていますね」と経験の差があるとした。  サッタリは「試合を見ました。強い選手です。経験もある選手なので、そういう相手と試合をできることが嬉しいです」と話す。  厳しかった1年を経て、加藤は「連敗はいいものではないですね。自分に甘い部分があったと反省しています。モチベーションも足りなかったところもあるかかもしれない。全部反省して今年はいい年になるように、年齢的にも長くはないから悔いのないように、全力で練習して試合をして連勝街道に戻りたい」と、ここから巻き返していきたいという。  そして、K-1クルーザー級の新王者となったK-Jeeについて「K-Jeeとは1勝1敗なので、もちろんこのままでは終われない。K-Jeeは新チャンピオンになって凄い試合運びをして強かったので、進化しているなと思っています。ただもう一つ言えるのは、カリミアンがK-1に参戦して5~6試合くらい、みんなどんどんデータを集めて、その結果K-Jeeが勝てたという印象もありますね」と、K-Jeeとの決着はまだついていないと話した。
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