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【K-1】近藤魁成が怪我から復帰、ムエタイ選手と初対決「上のヤツらを倒しに行く」

2021/02/03 21:02
【K-1】近藤魁成が怪我から復帰、ムエタイ選手と初対決「上のヤツらを倒しに行く」

2020年8月のトーナメント決勝で、相手の頭を打って右手首を負傷した近藤が復帰戦を迎える

 2021年3月21日(日)東京ガーデンシアター『K'FESTA.4 Day.1』の対戦カード発表記者会見が、2月3日(水)都内にて行われた。

 スーパーファイトのK-1ウェルター級3分3R延長1Rで、近藤魁成(大成会館/キックボクシングジム3K)がマキ・ドゥワンソンポン(タイ/真樹ジムAICHI)と対戦決定。


 近藤は幼少期より空手を学び、難病を克服して2017年に高校1年生でK-1甲子園を制覇。2018年3月にプロデビューを飾り、2018年K-1甲子園を連覇。2019年5月、木村“フィリップ”ミノルのKrushウェルター級王座に挑戦し、KO負けで初黒星を付けられたが、ヒザ蹴りでダウンを先制してあわやの場面を作り出した。11月のK-1ではKrushスーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーの牙城に挑んだが、2R2分40秒、KO負け。2020年8月には「第7代Krushウェルター級王座決定トーナメント」に出場するも決勝でアクシデントによりTKO負けを喫し、またも王座に手が届かなかった。戦績は5勝(4KO)3敗1分。


 初参戦のドゥワンソンポンはムエタイで78勝(5KO)27敗2分の戦績を持ち、強烈なフックとローキックが武器で、打ち合いを好むファイトスタイルを身上としているという。中村拓己K-1プロデューサーは「K-1向きの試合をする選手」と太鼓判を押した。

 近藤は「初めてのタイ人選手と戦うことで凄く気合いが入っています。怪我でトーナメントでは優勝できなかったので、この試合で取り返したいと思います」と意気込む。


 怪我の状況は「パンチの練習も再開できているので心配ないです。今年に入ってから少しずつ打てるようになったので。今は全然できています」とし、「試合直後は嫌な気持ちになっていましたが、年が明けるくらいからまたトップを狙ってやろうとの気持ちになれました。K-1のウェルター級は王者がいないので僕がなってこの階級を引っ張っていきます」と、空位となっているK-1王座を狙いたいとする。


「気持ちの面でも前向きになっているので、もっと上のヤツらを喰っていってやろうと思います。自分らの年の子たちがやっていかないと盛り上がらないので、上のヤツらを倒しに行きます」と、どんどん下剋上を仕掛けていきたいと言い放つ近藤。

 ドゥワンソンポンの試合映像は1試合だけ見たと言い「かみ合うと思いました。1Rから攻めてきてもらえれば1Rで終わると思います。ムエタイなので蹴りとか足技に注意しています。僕はパンチで倒したいと思います」と、パンチでの初回KOを予告。

 そして2021年の目標は「今年は全勝で、67.5kgで一番輝けるような選手になりたいと思っています」と語った。

●マキ・ドゥワンソンポンのコメント
「K-1で戦うことが決まって嬉しい。近藤と戦えるのも嬉しいし、勝ってK-1のベルトを巻きたい。K-1ではタイの選手が活躍しているので自分も初参戦でしっかり結果を残して常連選手になりたい。近藤、しっかり右手を治してこい」

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