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【KNOCK OUT&REBELS】再起戦の壱・センチャイジム「今までの経験値と顔面偏差値で上回りたい」

2021/02/02 13:02
 2021年2月28日(日)東京・後楽園ホール『REBELS~The FINAL』の追加対戦カードが発表された。  55.5kg契約3分3R・延長1RのBLACKルールで、鈴木貫太(ONE’S GOAL)vs大川一貴(青春塾)が決定。両者は2019年10月に対戦しており、その時は鈴木がパワフルな右の蹴りと右のパンチ、首相撲で相手を転倒させるなどのアグレッシブなファイトで関係者から評価を付けた。鈴木は24歳(試合時は25歳)で戦績は4勝3敗1分。大川は33歳で戦績は4勝(1KO)11敗。  鈴木は「今回の相手は、過去に一度対戦して勝っていますが、キャリアのある実力者なので、気を引き締めて試合に臨みます。今年は、たくさん試合をして、全勝して、トップ戦線に食い込んでいきたいと思っています。そのためにも、今回は積極的にKO勝ちを狙っていきます」と意気込む。  対する大川は「昨年は僅差で勝てない試合が続いてしまったので、今年はレベルアップした姿を見せて勝利を掴みたいです。鈴木選手には前回敗れていますが、弱点は見つけているので、そこを突いて、気持ちでも内容でも上回ってリベンジします」とリベンジを誓う。  3月13日(土)東京・後楽園ホール『KNOCK OUT ~The REBORN~』では、スーパーバンタム級3分3R・延長1RのREDルールでルンピニージャパン認定バンタム級王者の壱・センチャイジム(センチャイムエタイジム)vs古村光(FURUMURA-GYM)が決定。  壱は2019年12月のムエタイオープンで岩浪悠弥にまさかの初回KO負けを喫し、14連勝が途切れた。2020年2月のルンピニースタジアムでの再起戦でも敗れ、9月のKNOCK OUTで小笠原瑛作にも初回KO負けと絶不調だったが、12月のREBELSで鈴木貫太から久々の勝利を収めた。岡山ZAIMAX MUAYTHAI 55kg賞金トーナメントでは準決勝(1回戦)で強敵・岩浪悠弥に勝利も、決勝で加藤有吾に3度のダウンを奪われて判定負け。今回が再起戦となる23歳。戦績は16勝(6KO)5敗1分。  古村はタイ・ラジャダムナンスタジアムのリング(新人戦)にも上がり、勝利を収めている19歳(試合時は20歳)。2019年に選手発掘のため行われた『K.O TRYOUT』でTRYOUT生に選ばれた。サウスポーで戦績は4勝(3KO)1敗。  壱は「今まで育ててもらった『REBELS』と、今回から新しくなる『KNOCK OUT』に、そろそろ何らかの形で恩返しをしなければならない。今年のテーマは“恩返し”です。古村選手は“若くていい選手が出てきたな~”と、実は最近意識していました。スピードとパワーは互角、今までの経験値と顔面偏差値で上回りたいですね。最近は左ストレートがターニングパンチになることが多いので、今回は左の電光石火一閃☆にご注目ください」と、チャラいコメント。  対する古村は「今年は『KNOCK OUT』スーパーバンタム級のトップファイターになることが目標です。壱選手はテクニックと華がある印象ですが、ここはしっかり『KNOCK OUT=倒す』をテーマに試合したいと思います。あと、同じ日に安本晴翔選手と戦うペットシラー先生の試合にもぜひ注目してください。FURUMURA-GYMのInstagramやTwitterで、普段の練習なども載せているのでフォローお願いします」と、壱を踏み台にして一気にのし上がる野望に燃えている。
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