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2021年1月22日(金)、アブダビのヤス島に特設された「UFCファイトアイランド」にて、「UFC 257」の前日公式計量が実施された。
23日(日本時間24日)に開催される「UFC 257」は9時にアーリープレリムがスタートし、10時からプレリム4試合、メインカードは正午に始まることになっている。
注目のメインとセミのライト級の2試合、コナー・マクレガーvs.ダスティン・ポイエー、マイケル・チャンドラーvs.ダン・フッカーの4選手は問題なくパス。
マクレガーはこれまでと比べ、落ち着いた──言い方を変えれば、テキパキと仕事をこなすような慣れた様子でポイエーと向かい合い、握手。ともに写真に収まっている。
メインのマクレガーとポイエーは、2014年9月の『UFC 178』でフェザー級で対戦。マクレガーが左フックで1R1分14秒のTKO勝利を収めている。
最前線で戦うモチベーションが危惧されるマクレガーだが、会見では、「ポイエーを2度倒す。1度はKOした、もう1度KOしよう。それが“チャンプチャンプ”がやること」とKO決着を予告。
2013 ⏳ 2021@TheNotoriousMMA has transformed his body over the years 🇮🇪 #UFC257 pic.twitter.com/KBAnl98KMz
— ESPN MMA (@espnmma) January 22, 2021
さらに、UFCとの契約が4試合残っていることを明かすと、「まだまだ俺にはたくさんのモチベーションがある。世界中のファンのために最高のパフォーマンスを見せる。ロイ・ジョーンズJr.、マイク・タイソン、モハメド・アリのような、映画のようなハイライトリールにしたい」とビッグマッチを戦う意欲を語った。
対するポイエーは「とても興奮している。お互いが求めているものは“ゴールド”だ。必要な調整はすべてしてきた。勝利を収め、勝ち名乗りを受けるためにここにいる」と、意気込みを語っている。
堀口恭司と同門のポイエーには、アメリカントップチームからマイク・ブラウンコーチも合流。フロリダでは、ハワード・デイビスJrの息子であるプロボクサーのダヤ・デービスとも練習を積んできており、マクレガーが得意とするボクシングでもどんな進化を見せるか。
Spanning nine years, two weight classes, and 24 UFC fights, this is @DustinPoirier 💎 #UFC257 pic.twitter.com/L3zI9nCqHj
— ESPN MMA (@espnmma) January 22, 2021
日本時間23日のオッズでは、コナー・マクレガーが「-290(1.34倍)」でフェイバリット、ダスティン・ポイエーが「+260(3.60倍)」でアンダードッグとなっている。
なお、プレリミのメインでマット・フレヴォラと対戦するアルマン・ツァルキャンのみが2ポンドオーバーで、対戦相手のフレボラに報奨金の20%を支払う。
23日(日本時間24日・日曜日)に開催される「UFC 257」は朝9時にアーリープレリムがスタートし、10時からプレリム4試合、メインカードは正午に始まることになっている。
アーリープレリムとプレリムはUFC公式サイトおよびYouTube公式チャンネルにて日本語実況解説でライブ配信されるほか、UFC FIGHT PASSでは全試合を日本語実況解説でライブ配信。また、正午開始のメインカードは『WOWOW』でも生中継される予定だ。
UFC 257: Poirier vs. McGregor 2
現地時間および日本時間2021年1月24日(日)
アラブ首長国連邦・アブダビ/UFCファイトアイランド
【メインイベント】
▼ライト級 5分5R
ダスティン・ポワリエ(米国)156lbs/70.76kg
コナー・マクレガー(アイルランド)155lbs/70.31kg
【セミメインイベント】
▼ライト級 5分3R
ダン・フッカー(ニュージーランド)156lbs/70.76kg
マイケル・チャンドラー(米国)156lbs/70.76kg
【メインカード】
▼女子フライ級 5分3R
ジェシカ・アイ(米国)126lbs/57.15kg
ジョアン・コールダウッド(スコットランド)126lbs/57.15kg
▼女子ストロー級 5分3R
マリナ・ロドリゲス(ブラジル)116lbs/52.62kg
アマンダ・ヒバス(ブラジル)116lbs/52.62kg
▼ミドル級 5分3R
アンドリュー・サンチェス(米国)186lbs/84.37kg
マフムート・ムラドフ(ウズベキスタン)186lbs/84.37kg
【プレリム】
▼ライト級→キャッチウェイト 5分3R
アルマン・ツァルキヤン(アルメニア)157lbs/71.21kg ※
マット・フレボラ(米国)155.5lbs/70.53kg
※ツァルキヤンが規定体重をオーバー。試合は予定通り行われるものの、対戦相手のフレボラに報奨金の20%を支払う。
▼ミドル級 5分3R
ブラッド・タバレス(米国)185.5lbs/84.14kg
アントニオ・カルロスJr.(ブラジル)185lbs/83.91kg
▼女子バンタム級 5分3R
ジュリアナ・ペーニャ(米国)136lbs/61.69kg
サラ・マクマン(米国)135lbs/61.24kg
▼ライトヘビー級 5分3R
カリル・ラウントリーJr.(米国)206lbs/93.44kg
マルチン・プラフニオ(ポーランド)205lbs/92.99kg
【アーリープレリム】
▼キャッチウェイト 5分3R
ニック・レンツ(米国)150lbs/68.04kg
モフサル・エフロエフ(ロシア)150lbs/68.04kg ※13勝無敗
▼フライ級 5分3R
アミル・アルバジ(スウェーデン)126lbs/57.15kg
ジャルガス・ジュマグロフ(カザフスタン)126lbs/57.15kg