2021年になって初めて語った皇治。現役続行か、引退かをしっかり考えたいとした(皇治チャンネルより)
引退か、現役続行か。皇治(TEAM ONE)が2021年になって初の動画を自身のYouTubeチャンネル『皇治チャンネル』で公開し、今後のことについて語った。
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』で、五味隆典(東林間ラスカルジム)とRIZINスタンディングバウト特別ルール(パンチのみ)で対戦し、判定で敗れた皇治。年明けは行方をくらませて連絡も取れない状態にあったとスタッフから突っ込まれると、「皇治ガールの皆さんに癒してもらっとったんや」と笑う。
五味戦の感想を聞かれると「悔しい! 勝てずに悔しい。初の連敗。天心とやるまでも2年くらい負けてなかったし、だから悔しい。ファンのために結果を出せなかったのがほんまに悔しい」と、悔しいを連発。しかし、「せやけどあの五味選手と同じリングに立って、殴り合えたことは俺からしたら光栄やったし、RIZINに来て天心君と五味選手、だからこそ食わなあかんけれど、俺は全然来てよかったと思っているし、全然後悔はない」と、K-1からRIZINに移籍して後悔はないと断言。
さらに「あばら一本はいってるけど、一本でよく済みましたよ。怪物みたいなパンチやからな。あの階級でもバンバン倒しているからね。何kgでもやりますって言ったけれど、俺に契約体重があったのはなぜ? こんな面白い試合無いよ。楽しかったね」と、あばら骨にヒビが入ったか折れたかしたことを明かし、楽しかったと話した。
そして今後のことについては「今後ね、現役を続けるか、どの道に進むかっていうのは逃げるところじゃないと思うから、目を背けずにしっかり向き合って決めていこうと思っています。今後の進路はしっかり考えなあかん。ここ(連敗)に目を背けて現役続行するのも男らしくないし、拗ねて引退しますというのも簡単な話やし。しっかり考えて進むのは勇気がいることやから、ちゃんと考えようかなと。今後の展望はほんまにじっくり考えて、引退することもマイナスにとらえて拗ねて辞めるわと言っているんじゃなくて、それも勇気いることやし、これから現役を続けてファンを背負って戦うことも勇気いることやし。どっちにしても中途半端な気持ちでやれることじゃないから。これだけ応援してもらっているからこそちゃんと考えようと思っています」と、現役続行か引退かで揺れている胸の内を明かした。