試合が終わり、浜崎と抱き合ってたたえ合う山本
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催された『Yogibo presents RIZIN.26』の第11試合で、浜崎朱加(AACC)とRIZIN女子スーパーアトム級(49kg)王座決定戦を争い、1R1分42秒、センタク挟みで敗れた山本美憂(KRAZY BEE/SPIKE 22)。
「きっと長年にわたって振り返って“ああ、本当に良かったな”と思える試合に絶対になると思います」との想いを持って臨んだ試合だったが、浜崎のテクニックに完敗と言える内容だった。
山本は1月1日に自身のYouTubeチャンネルを更新。ホテルに戻り、自室で試合を振り返る動画を公開した。
「負けてしまいました。久しぶりにこんなに早く負けたから、悔しいというかまだまだだなって思います。なぜかというと、やっぱり試合の時に自分とチームと考えたゲームプランをちゃんと全うできなかった自分はまだまだだなと思いました」との反省点をあげる山本。
「私の格闘技人生っていつも負けた分、強くなって跳ね返ってくるので心配はしていないです。今は悔しいけれど悲しいって気持ちはなくて。もっともっと強くやってやろうって」と、悔しさをバネにもっと強くなろうとの想いが強いようだ。
「ここで勝ってたらもっともっといいストーリーだったかもしれないけれど、これも本当に意味があってのことだから。きっとまたこれから山本美憂の格闘技ストーリーは続くので、みなさんもうちょっとお付き合いください」と、現役続行を宣言。
そして、普段から口にしている「全てのことに意味がある」との言葉通り「もっとやれとかそういう意味がある。負けてまた跳ね上がるのが私だから、それをもう一回みんなに見せないといけないのかもしれない」と、ここから這い上がる姿を見せるのが自分の“天命”なのかもしれないと語った。