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【RIZIN】武尊vs那須川天心は「RIZINのリングじゃなくてもいい」実現の時期は? 榊原CEOに聞く

2021/01/02 15:01
 2020年12月31日にさいたまスーパーアリーナで開催された『Yogibo presents RIZIN.26』。K-1 WORLD GPフェザー級王者・武尊(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)が来場して那須川天心(TARGET/Cygames)の試合をリングサイドで観戦、大会終了後には囲み取材を受け「2021年に2人の試合を実現させる」との決意を語った。  榊原信行RIZIN CEOは大会総括にて「武尊vs天心はずっとファンの皆さんの中でも、マスコミの皆さんの中でもいつやるのか、やれるのかやれないのか、選手それぞれでも天心がラブコールを送ったこともある。でも現実的にいま起きているのは、K-1のトップの人たちと我々とで武尊vs天心戦の実現へ向けての話し合い(のテーブル)につくことができるところまで来ています。  ただ、このカードをK-1の舞台でやるのか、RIZINの舞台でやるのか、もしくはRISEの舞台でやるのかというと難しいと思う。だからK-1サイドの皆さんとも話をしている中では、これはどう転ぶか分からないですけれど、誰かがそれを引っ張っていくためのひとつのアクションとして、武尊選手の想いがもう限界まで来ていたということなんじゃないですか。一歩を踏み出す勇気を持って彼が今回アクションを起こしたことが、その一歩が道となって、周りを動かす力になると思います。  これはK-1に内緒で来たわけでもなく、K-1としてオフィシャルに我々と向き合ってお話した中で来ているということで、そういう意味では格闘技界にとってはひとつの新しいアクションのキックオフになってくれたらいいなと思います」と、武尊の来場はK-1との合意があってのものと説明し、両者の対決実現へ向けての話し合いができる段階まで来ているとした。  実現の時期については「ただ、1月24日に武尊はK-1で試合がありますし、天心は2月28日にRISEで試合があります。それぞれのプロモーションの中でその試合にしっかり結果を出していったその先の話だと思いますので、実現できるとしてもオリンピック前くらい前まではかかるんじゃないですかね。どれだけ早くても3月や4月に実現するのはないと思います」との見解を示した。※3月14日のRIZIN東京ドーム大会では行わないと明言  また、この試合が行われるのはRIZINのリングでなくてもいいのかとの質問には「ずっとこれは言っていますが、別にRIZINのリングじゃなくてもいいです。格闘技界みんなが手を携えて、誰かがこれで嫌な思いをするとか、誰かが抜け駆けをしたわけでもなく、それぞれ天心選手との出場契約を持っているRIZINとRISEと、K-1が武尊選手の出場契約を持っているわけですから、そういう団体同士もシェイクハンドする形が取れた中で、当然天心をスポンサードするCygamesさんとかいろいろな方々のご協力を得て形にしていくべきだと思います」と、格闘技界全体が手を携えて実現へ向けて動くべき、と答えた。
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