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2020年12月31日の「RIZIN.26」のメインイベントで、朝倉海(トライフォース赤坂)を1R TKOで破り、RIZINバンタム級王座を奪還した元Bellator同級世界王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)に、現Bellator同級王者のフアン・アーチュレッタ(米国)が、「ホリグチと日本で戦う機会を心待ちにしている」と本誌を通じてメッセージを送った。
大晦日の朝倉海との再戦で、右のカーフキックを効かせて崩し、右の3連打で海をマットに沈めた堀口。
この王座奪還劇と、RIZINの榊原信行CEOによる3.14東京ドーム大会でのBellator王者招聘プランに、アーチュレッタが即座に反応。
「キョージの試合はアメイジングだった! 日本でキョージと試合できることを願っている。それが東京ドームだったらどんなに凄いことか」と、本誌にコメントを送った。さらにSNSでも「5Rの試合がいいけど、3Rも必要ないだろう」と日本でベルトを賭けたダブルタイトルマッチでも構わないことを投稿している。
大会後、榊原CEOは、2021年3月14日の東京ドーム大会について、「海外の選手が来れると仮定すると、戦地から戻ってきたトフィック・ムサエフと、本当は大晦日に対戦する予定だったホベルト・サトシとのライト級のタイトルマッチや、Bellatorのスコット・コーカーとも話しているので、Bellator王者のアーチュレッタが東京ドームに来るとか、今までのRIZINの5年間で紡いできたドラマをさらに一歩進めることが出来る」と発言。
その言葉を受けて、現Bellator王者も日本での試合を望んでいることを表明した形だ。
2020年9月の王座決定戦で、パトリック・ミックス(米国)を破り、Bellatorバンタム級王座を戴冠したアーチュレッタは、試合後の会見でも「ホリグチはどこだ!?」と、ベルトを返上した前王者との対戦を熱望。今回の堀口のRIZIN王座奪還劇に、現役王者同士としての対戦をあらためて希望している。
アーチュレッタは、本誌読者に向けた動画でも「日本の僕のファンのみんな、格闘技ファンのみんなこんにちは! キョージ・ホリグチと日本で戦う機会を心待ちにしているよ! すごい勝負になると思うから、みんなの前で試合をできるのが楽しみだ! スゴイ(※日本語で)」と、初来日を心待ちにしていることを家族とともに語っている。
果たして、3.14東京ドーム大会での「Kyoji vs.Archuleta」は実現するか。