(C)ゴング格闘技
プロフェッショナル修斗の2021年幕開けを告げる1月31日(日)東京竹芝・ニューピア大会のメインイベントが決定。新環太平洋フェザー級王者のSASUKEが早くも初防衛戦を行う。
怪我により3年を越えるブランクを経て、2019年12月に復帰すると破竹の四連勝を飾り、2020年9月に仲山貴志との激戦を制し、悲願のタイトルを奪取したSASUKE。
試合後には空白の期間を思い返し「格闘技を嫌いになってしまえばどんなに楽だったか」と思いの丈を吐露。最後にバンタム級世界王者・岡田遼の言葉を借りてケージの真ん中で“修斗愛”を叫んだ。
そのSASUKEに挑戦するのが、同級5位の内藤太尊(roots)だ。極真カラテ全米選手権を制したフルコンタクト空手仕込みの打撃を武器に、師匠佐藤ルミナ譲りのアグレッシブなファイトスタイルを信条としている。
2019年3月に工藤諒司に判定0-2で敗れたものの、2019年7月の前戦ではRIZINに参戦した青井人に2R KO勝ちで再起。今回の環太平洋フェザー級チャンピオンシップに漕ぎつけた。
今回のタイトル戦には受け継がれるべき系譜がある。遡ること15年前。2005年に制定された環太平洋タイトルの初代王者となったのがroots代表“修斗のカリスマ”佐藤ルミナだった。
そして、その意思を引き継ぎ、第4代王者としてこのベルトを巻いたのが、2020年に惜しまれながらも現役を退いた土屋大喜。
毎年ニューカマーが誕生し、歴史が紡がれてゆく修斗。受け継がれていくレガシーを継ぐのは内藤太尊か? それともSASUKEが更なる一歩を踏み出すのか? この戦いこそがまさに修斗の“ルーツ”だ!
その他には“津田沼の新・特攻隊長”齋藤翼、鎌田悠介、関口祐冬等の出場も決定。さらに、3選手がプロデビュー戦を迎える。今大会で新たなスターが誕生するのか!? 2021年プロ修斗開幕戦に注目だ。
【新たに決定したカード】
▼環太平洋フェザー級チャンピオンシップ5分3R
SASUKE(王者・初防衛戦/マスタージャパン)
内藤太尊(同級5位/roots)
▼65.8kg契約5 分2R
齋藤 翼(総合格闘技津田沼道場/FIGHT FARM)
新井拓巳(ストライプル新百合ケ丘)
▼61.2kg契約 5分2R
鎌田悠介(ピロクテテス新潟)
関口祐冬(修斗GYM東京)
▼61.2kg契約 5分2R
恐山陸奥太郎(パラエストラ松戸)
一杉芳樹(駿東修闘クラブ)※プロデビュー戦
▼61.2kg契約 5分2R
佐々木駿友(T-GRIP TOKYO)※プロデビュー戦
寺島直人(SUBMIT MMA)※プロデビュー戦
【既報カード】
▼65.8kg以下契約 5分3R
藤井伸樹(ALLIANCE)
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)
▼76.5kg契約5分3R
西川大和(西川道場)
マックス・ザ・ボディ(BRAVE)
▼インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)5分2R
よしずみ(勝ち点4/HAGANE GYM)
石井逸人(勝ち点3/TRIBE TOKYO M.M.A.)
▼インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)
小野島恒太(勝ち点3/Combat Workout Diamonds)
野尻定由(勝ち点0/赤崎道場A-SPIRIT)
▼70.3kg契約5分2R
木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
大瀬良康平(リバーサルジム横浜グランドスラム)
▼女子54kg契約5分2R
宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)
柳仙香(ALLIANCE)