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【修斗】藤井伸樹vs.加藤ケンジ、“18歳の二刀流”西川大和とマックス・ザ・ボディが激突、女子全日本王者同士が対決=1月31日(日)ニューピアホール昼夜大会

2020/12/28 15:12
【修斗】藤井伸樹vs.加藤ケンジ、“18歳の二刀流”西川大和とマックス・ザ・ボディが激突、女子全日本王者同士が対決=1月31日(日)ニューピアホール昼夜大会

(C)サステイン


 2021年1月31日(日)、竹芝ニューピアホールにて昼夜大会として開催される「PROFESSIONAL SHOOTO 2021開幕戦 Supported by ONE Championship」の6カードが発表された。

▼65.8kg以下契約 5分3R
藤井伸樹(ALLIANCE)
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)

 毎試合大激戦となり、“最も戦いたくない男”と呼ばれる藤井伸樹(ALLIANCE)が開幕戦からスタンバイ。9月の後藤丈治(TRIBE TOKYO M.M.A)との一戦でも序盤に窮地に追い込まれながらも2R、3Rにゾンビの如く復活。最後は鼻を折られながらも後藤をドミネートし大逆転勝利を修めた。

 毎試合ベストバウト級のファイトを繰り広げる藤井の前に立ちはだかるのは、RIZIN帰りの加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)だ。

 修斗での試合は、2019年12月以来、約1年1カ月ぶり。斎藤曜を左右のフックで3R KOに沈めた加藤は、2020年2月の「RIZIN.21」浜松大会で金太郎に一本負けを喫したものの、2020年8月の前戦「RIZIN.22」では、山本アーセンに右ストレート一発でKO勝ちしている。

 グラップラーとの対戦での勝率が高い加藤にとって、藤井は噛み合う相手だ。しかし、ラウンドを経るごとに蘇生し、更に強くなっていく藤井に対して、加藤は得意の展開に持っていけるのか?

▼76.5kg契約 5分3R
西川大和(西川道場)
マックス・ザ・ボディ(BRAVE)

 そして、2020年5月の木下タケアキとの修斗デビュー戦の判定勝ち以降、9月に椿飛鳥を1R 三角絞め、12月に林 RICE陽太を2R TKOに下すなど、破竹の3連勝をマークしている脅威の18歳“野生児”西川大和(西川道場)が年末の大阪大会に続いて連続参戦。“カメルーン・ヘラクレス”マックス・ザ・ボディ(BRAVE)と激突する。

 初の国際戦を迎える西川は体格で上回るマックス相手にどう戦うのか? マックスは2020年9月の大澤伸光戦での1R TKO負け以来、約4カ月ぶりの試合となる。修斗重量級戦線の注目の一戦だ。

▼インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)5分2R
よしずみ(勝ち点4/HAGANE GYM)
石井逸人(勝ち点3/TRIBE TOKYO M.M.A.)

 また、コロナ禍で年をまたぐ形となった「インフィニティリーグ2020バンタム級」公式戦2試合が行われる。

 現在トップでありながら今回が最終戦となるよしずみ(HAGANE GYM)と、優勝候補の一角と見られる現在2位の石井逸人(TRIBE TOKYO M.M.A.)の一戦、そして石井と同率2位、小野島恒太(Combat Workout Diamonds)と唯一3戦を残している野尻定由(赤崎道場A-SPIRIT)との対戦もニューピアホールで決定した。

 よしずみは、2019年3月に岩鬼との再戦で判定勝ち後、6月に奥平季之に判定勝ち。12月に大越崇弘とドロー。2020年3月のインフィニティリーグで小野島に判定負け。11月の同リーグ戦で一條貴洋と判定ドローとなっている。

 対する石井逸人は、2019年7月のガッツ天斗戦の判定勝ち以降、9月の「ONE:Road to Century」で古間木崇宏に一本勝ち。しかし、2020年2月の「PANCRASE」で瀧澤謙太にTKO負け。2020年2月の同リーグ戦で一條貴洋に判定勝ちで再起を飾ると、5月に齋藤翼にも判定勝ちし、8月のリーグ戦で小野島恒太と判定0-0のドローとなっている。

▼インフィニティリーグ2020 バンタム級(65.8kg契約)
小野島恒太(勝ち点3/Combat Workout Diamonds)
野尻定由(勝ち点0/赤崎道場A-SPIRIT)

 小野島恒太(Combat Workout Diamonds)は、1年7カ月ぶり復帰戦となる2019年6月の金物屋の秀戦で判定勝ち。7月の連戦で加藤ケンジ戦にも判定勝利したものの、同11月に手塚基伸に判定負け。2020年3月のインフィニティリーグでよしずみに判定勝ちすると、8月の同リーグ戦では石井逸人とドローとなっている。

 小野島と対戦する野尻定由は、2019年3月の奥平季之戦で2R KO勝利以降、6月に堀川55滉介にTKO勝ち。9月には「ONE: Road to Century」にも出場し、前田浩平にギロチンチョークで一本勝ち。前戦12月に林宏仲にKO勝利で4連勝も1年1カ月ぶりの試合となる。

▼70.3kg契約 5分2R
木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
大瀬良康平(リバーサルジム横浜グランドスラム)

 その他にはABEMA“格闘代理戦争”出身の木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)と、大瀬良康平(リバーサルジム横浜グランドスラム)の一戦も決定。

 極真世界連合(KWU)世界大会準優勝の“押忍”木下タケアキは、プロデビュー前に『格闘代理戦争』で、韓国MMAの超新星ユン・チャンミンを左上段廻し蹴りで失神KOに下しているストライカー。

 修斗では、久保村ヨシTERU戦のKO負けを経て、平澤 克明、小林孝秀を連続1R KOに下したが、2020年5月の前戦では、西川大和に判定負け。今回が再起戦となる。

 大瀬良は、2018年3月の「ZST SWAT!」でSONIC SQUADの強豪・森山壱成(SONIC SQUAD)に判定負けも、2019年の全日本アマチュア修斗選手権フェザー級3位に。今回がプロ修斗デビュー戦となる。

▼女子54kg契約 5分2R
宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)
柳仙香(ALLIANCE)

 そして、2021年は更に加熱しそうな女子の試合として2018年全日本アマチュア修斗選手権・女子フライ級王者の柳仙香(ALLIANCE)と、2019年の同全日本女子ストロー級王者の宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)による、全日本王者同士のプロデビュー戦も決定した。

 柳は、女子フライ級決勝で山田彩香に2R、腕十字を極めて優勝。宝珠山は女子ストロー級決勝で古澤みゆきにスプリット判定勝ちして優勝を遂げている。

 今回、6カードが発表された1.31 ニューピアホール昼夜大会。第1部、第2部のカード振り分けは、決定次第、発表となる。

【決定対戦カード】

▼65.8kg以下契約 5分3R
藤井伸樹(ALLIANCE)
加藤ケンジ(K.O.SHOOTO GYM)

▼76.5kg契約 5分3R
西川大和(西川道場)
マックス・ザ・ボディ(BRAVE)

▼インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)5分2R
よしずみ(勝ち点4/HAGANE GYM)
石井逸人(勝ち点3/TRIBE TOKYO M.M.A.)

▼インフィニティリーグ2020バンタム級(65.8kg契約)
小野島恒太(勝ち点3/Combat Workout Diamonds)
野尻定由(勝ち点0/赤崎道場A-SPIRIT)

▼70.3kg契約 5分2R
木下タケアキ(和術慧舟會HEARTS)
大瀬良康平(リバーサルジム横浜グランドスラム)

▼女子54kg契約 5分2R
宝珠山桃花(赤崎道場A-SPIRIT)
柳仙香(ALLIANCE)

12.20 プロ修斗公式戦・大阪大会結果

「PROFESSIONAL SHOOTO 2020 Vol.8 最終戦 in OSAKA Supported by ONE Championship」
2020年12月20日(日)メルパルクホールOSAKA

▼メインイベント 第7試合 環太平洋ライト級チャンピオン決定戦5分3R
×田中 有(同級1位/リライアブル)
[1R 4分02秒 Vクロスアームバー]
○キャプテン☆アフリカ(同級2位/総合格闘技道場コブラ会)
※キャプテン☆アフリカが第10代環太平洋ライト級王者

[レフェリー]片岡誠人

▼セミファイナル 第6試合 フェザー級 5分3R
○田丸 匠(世界バンタム級3位/NASCER DO SOL)
[2R 3分38秒 ギロチンチョーク]
×ダイキ・ライトイヤー(修斗GYM神戸)

[レフェリー]吉田元貴
[サブレフェリー]
片岡誠人 1R 10-9
豊島孝尚 1R 10-9
安芸佳孝 1R 10-9

▼第5試合 フライ級 5分3R
○田上こゆる(世界ストロー級7位/BLOWS)
[2R 2分08秒 KO]
×永井美自戒(総合格闘技道場コブラ会)

[レフェリー]片岡誠人
[サブレフェリー]
吉田元貴 1R 10-9
豊島孝尚 1R 10-9
安芸佳孝 1R 10-9

▼第4試合 全日本新空手道連盟提供試合 キックボクシングルール 55kg契約 3分3R
○有井渚海(及川道場)
[判定2-0]
×内藤啓人(BELLWOOD FIGHT TEAM)

[レフェリー]吉田元貴
[サブレフェリー]
片岡誠人 29-29(1R 10-10/2R 9-10/3R 10-9)
豊島孝尚 30-28(1R 10-10/2R 10-9/3R 10-9)
安芸佳孝 30-28(1R 10-10/2R 10-9/3R 10-9)

▼第3試合 全日本新空手道連盟提供試合 キックボクシングルール 60kg契約 3分3R
×基山幹太(BELLWOOD FIGHT TEAM)
[判定0-3]
〇龍翔(BLACK☆Jr)

[レフェリー]吉田元貴
[サブレフェリー]
片岡誠人 28-30(1R 10-10/2R 10-10/3R 8-10)
豊島孝尚 27-30(1R 10-10/2R 9-10/3R 8-10)
安芸佳孝 26-30(1R 9-10/2R 9-10/3R 8-10)

▼第2試合 73kg契約 5分2R
×林RICE陽太(パラエストラ東大阪)
[2R 4分35秒 TKO] ※パウンド
○西川大和(西川道場)
※レフェリーストップ

[レフェリー]片岡誠人
[サブレフェリー]
吉田元貴 1R 9-10
豊島孝尚 1R 9-10
安芸佳孝 1R 9-10

▼第1試合 女子51kg契約 5分2R
×中村未来(女子スーパーアトム級4位/マルスジム)
[判定0-2]
○古澤みゆき(総合格闘技道場BURST)

[レフェリー]片岡誠人
[サブレフェリー]
吉田元貴 19-19(1R 9-10/2R 10-9)
豊島孝尚 18-20(1R 9-10/2R 9-10)
安芸佳孝 18-20(1R 9-10/2R 9-10)

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