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2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナにて開催される『RIZIN.26』の追加販売チケットの販売が中止となることが発表された。これまでの追加販売分の購入者はそのまま観戦が可能。
RIZINは、「演出プラン変更に伴い、売り切れになっておりましたSRS席、S席を、改めて販売(※アウトレット席含む)いたしました。しかしながら、12月25日に埼玉県より『埼玉県におけるイベントの取り扱い』という案内が出され、そのなかで『たとえ上限範囲に達していなくとも、今後の販売は差し控えるように』という要請をいただきました。チケットをお求めの予定でした皆さまにおかれましては、ご迷惑をおかけすることになりますが、弊社としてましては、この埼玉県からの要請に従い、現状のチケット販売を全て取りやめることにいたしましたのでお知らせいたします」と発表した。
「追加販売分」で残っていたのはSRS席のみ。そのほかの追加販売席は完売だった。
また、さいたまスーパーアリーナ内の飲食売店では、アルコールを販売せず、ソフトドリンクのみを販売。メインアリーナ客席内、ロビー周りでの食事は禁止(水分補給のみ可能)となり、メインアリーナ隣りのコミュニティアリーナのスタンド席が飲食スペースとして用意される。
例年行われている、前日「公開」計量も中止となるが、12月30日(水)10時より、計量の模様が冒頭の1時間のみ、RIZIN FF公式YouTubeチャンネルにてライブ配信される(※アーカイブ化はされない)。
同大会は、2万2千人のアリーナバージョンを使用し、入場者は半数である約1万人程度となっている。大規模イベントの人数制限を巡っては、9月に5000人の上限を撤廃され、1万人を超えるイベントも可能となっていた。
政府は、新型コロナの感染が再拡大している東京都を対象に2021年1月11日まで、大規模イベントの人数制限の上限を「5000人」に戻す方針を明らかにしていた。東京都以外でも、感染が「高止まり」している地域では、知事の判断で厳格化を検討するよう促していた。