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【RIZIN】村田夏南子が緊急参戦「全力で闘いたい」。全試合順が決定=4月21日(日)「RIZIN.15」横浜

2019/04/17 16:04
4月21日(日)、横浜アリーナにて開催される「RIZIN.15」に出場予定だった真珠・野沢オークレアが練習中に「足首靭帯損傷」で欠場。代わって村田夏南子がサライ・オロスコ(メキシコ)と57kg契約で対戦する。 村田は2017年9月に55kg契約で奈部ゆかりに判定勝利後、2018年は5月に54kg契約で「TUFシーズン23」ベスト4のランチャーナ・グリーンに1Rアナコンダチョークで一本勝ち、8月に53kg契約で元UFCのアンジェラ・マガーナに2R ヴォンフルーチョークで一本勝ちと国際戦で連勝。 徐々に契約体重を落とし、12月には、米国『Invicta FC 33』のストロー級(-52.2kg)でシャロン・ジェイコブセンとの対戦が決定していたが、負傷欠場していた。52.2kg契約は2016年9月のキーラ・バタラ戦(村田の判定勝利)以来の体重だった。 オロスコはMMA4勝2敗。身長165cmと156cmの村田より9cm大きく、近年は121~124ポンド(54.8~56.7kg)で戦っており、今回の57kg契約体重は、村田にとって1階級上での試合となる。 2018年から3連勝中のオロスコは幼少よりメキシコ代表として水泳、体操で国際大会に出場した経験を持つフィジカルエリート。19歳で柔術とMMAに興味を持ち、21歳でメキシコ「CageFight Nights MMA League」でプロデビュー。大学時代にレスリングやボクシングも経験したことで、打撃中心の攻撃型なファイトスタイルになったという。 試合動画では、接近戦の打ち合いのみならず、懐の深いボクシングも可能なスタンドの構えから、強い腰で組み際を制しバックを奪う動きなども披露。スポーツトレーニングで修士号取得を目指すなど格闘IQも高いようで、クレバーな戦い方で接戦を制してきた。 米国からスクランブル出場の村田にとっては、2016年の年末に57.15kg契約で元UFCの中井りんと対戦し、唯一の黒星(リアネイキドチョーク)を喫して以来の「57kg契約」で、リーチもあるオロスコを相手にいかに戦うか。スタンド中心のオロスコは組みではケージレスリングが主体のため、RIZINのリングで村田はオロスコの打撃をさばき、しっかりテイクダウンして得意のトップから攻めたいところだ。以下は主催者より発表された村田のコメント。 ◆村田夏南子 「怪我で欠場となった真珠選手の代わりに急遽ですが、『RIZIN.15』でサライ・オロスコ選手と対戦することになりました。自分も怪我したり、試合直前で対戦相手が変更になったりした事も経験しているので二人の気持ちがよく分かります。みなさんにいい試合をみせられるよう全力で闘いたいと思います。ぜひ横浜アリーナまで観に来てください」 全試合順が決定! メインはライトヘビー級タイトルマッチ 「RIZIN.15」(4月21日、神奈川・横浜アリーナ)の試合順が発表された。 メインはキング・モーvsイリー・プロハースカの「RIZINライトヘビー級タイトルマッチ」に決定。勝者は初代王者に認定される。 セミファイナルは、那須川天心とマニー・パッキャオの推薦選手であるフリッツ・ビタグアンのキックボクシング戦。WBCムエタイフェザー級フィリピン王者のビタグアンは、MMAで元URCCストロー級王者でもある。 第10試合にRIZIN初代バンタム級王者・堀口恭司が登場、元UFCのベン・ウィンと対戦する。北岡悟vsホベルト・サトシ・ソウザは第9試合。 大晦日の減量失敗による失格からの復帰戦となるRENAは第7試合に出場。対戦予定だったサマンサ・ジャン=フランソワとMMAルールで拳を交える。 第1試合には、希望通り大雅が出陣。RISE-58kg世界トーナメントでスアキムから2度のダウンを奪ったタリソン・ゴメス・フェレイラと61kg契約で対戦する。
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