「俺は全力で倒しに行く」(皇治)、「もちろん全力でやる」(五味)と不穏な空気を漂わせていた記者会見
2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.26』にて、元PRIDEライト級王者・五味隆典(東林間ラスカルジム)と皇治(TEAM ONE)のRIZINスタンディングバウト特別ルール・スペシャルエキシビションマッチが決まった。
ルールはパンチのみ、バックハンドブローあり、両者素足。3分3R判定なしでKO、TKO決着はあり。那須川天心vsフロイド・メイウェザーと同じく試合結果は両者の公式レコードには反映されないという意味でのエキシビションマッチだ。
(写真)記者会見ではクールな“大人の態度”を見せていた五味
五味は75kgまで落とすとしているが皇治は通常65kgで試合をしており、契約体重とグローブハンデのある・なしは後日調整となっていた。
しかし22日、五味が自身のSNSにて「大晦日の試合ルールは榊原さんがやっと動いてくれて両者同じサイズのグローブで12オンス体重制約なしになりました!」と発表。RIZINからの正式発表はまだないが、両者の体重差を考えると12オンス(主に練習用に使われるグローブ、試合は8か10オンス)は妥当なところか。
さらに五味は「ケンカにルールはいらないね」と炎の絵文字と投稿。皇治の記者会見での度重なる挑発に“火の玉ボーイ”に火が付いたようだ。
一方、皇治は「自分はこう思っとるよ。後はリングの上で殴り合ったらええだけ。レジェンドさん宜しくお願い致します」と、もう多くは語らないとしている。
大晦日の試合ルールは榊原さんがやっと動いてくれて両者同じサイズのグローブで12オンス体重制約なしになりました!ケンカにルールはいらないね🔥
— 五味隆典 (@Takanori_Gomi) December 22, 2020