▼DEEP JEWELS フライ級 5分2R
×ARAMI(フリー)56.75kg
[判定0-3] ※19-19マスト判定ミッコ、18-20×2
○ミッコ・ニルバーナ(AACC)56.45kg
精力的に試合を続けるARAMI(フリー)が、今回はフライ級5分2Rでミッコ・ニルバーナ(AACC)と対戦。
ARAMIは、2017年に韓国の『Road FC 39』でプロデビューし、ホン・ユンハに判定勝ち。2戦目はDEEP JEWELSで古瀬美月にTKO勝ち。3戦目は青野ひかるに体重超過の減点2が響いて敗れ、4戦目はソ・ユジンに一本負け。しばらく試合間隔が空き、今年7月のDEEP JEWELSでは61kg契約で杉山しずかの対戦相手に名乗りを上げ、3Rまで奮戦するも最後は腕十字で敗れた。続く8月のDEEPでは55kg契約で新鋭の栗山葵から勝利も、10月には新鋭・伊澤星花に54.5kg契約で判定負けを喫した。
「どの階級でも誰とでも戦う」という破天荒ファイターARAMIは、フライ級(56.7kg以下)でどのような戦いぶりを見せるのか。前日計量では、「ミッコ選手は人を沸かせるのに長けてる選手で、ちゃんと柔術も出来る選手。アグレッシブなので、そのアグレッシブさに負けない試合をしたいです。個人的に戦いたい選手でした」と意気込みを語った。
対するミッコはDEEP JEWELSのアマチュア試合で藤田翔子に2勝、2019年6月にはブリットニー・ジョンソンからも勝利を収めた。10月大会でプロデビュー戦を行い、柔道出身のゆりなを2R2分51秒、パウンドによるTKOに仕留めている。AACCらしく打撃も寝技もバランスよく使いこなし、女子としては大型のため今後が期待される選手だ。前日計量では、「自分のいいところは攻め続けられるところ。泥臭くても勝ちに行きます」と語っている。
1R、ボディロックテイクダウン奪うARAMIにすぐに立ち上がるミッコ。シングルレッグテイクダウンを狙うARAMIにミッコは体を入れ替え、アームロックを狙う。
2R、大きな左を振って組みに行くARAMIだが、腰が強いミッコは倒れず。ブレーク。下から足関節も狙うARAMIを潰しサウスポー構えから左インローも当て、涙の判定3-0でミッコが勝利した。