2021年12月19日(土)東京・後楽園ホールで開催される『Krush.120』の前日計量&記者会見が、18日(金)都内にて13:00より行われた。
セミファイナル(第8試合)のKrushフェザー級3分3R延長1Rで対戦する、斗麗(WIZARDキックボクシングジム)とRKAフェザー級王者・稲津航大(K-1ジム琉球チーム琉神)は共に57.4kgでリミットの57.5kgをパス。
その後の会見で稲津は「意気込みは練習してきたことを出すだけって感じです」、斗麗は「相手がいてこその試合なので稲津選手に感謝します。この試合までの間、失礼がないように最高の準備をしてきました。ただ僕の邪魔する敵をぶっ潰してやろうと思っています」と、それぞれコメント。
計量で顔を合わせた印象を聞かれると、稲津は「印象は変わらないです。映像を見て強いと思うし、それくらいですかね」とクールに答え、斗麗は「印象は黒かったです。僕も日サロに行ったんですが負けていました」とおどける。 斗麗は9月に開幕した「第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント」にエントリーされ、優勝候補と目されていたが、右手首キーンベック病(手首の月状骨がつぶれて扁平化する病気)で全治2カ月のため無念の欠場。今回が復帰戦となるが「怪我してからも普通に左で練習していたので、いつも通りですね。久々の試合って感じだけです。楽しみしかない。明日リングで出すだけです」と、ワクワク感しかないとした。
一方、稲津は「試合を楽しんでお客さんが盛り上がるようにバチバチ殴り合って。誰かが倒れるまで殴り合いたいです。沖縄からいろいろ背負って東京まで来たので、ただでは帰れないので絶対勝とうと思っています」との決意を語る。
斗麗は「フェザー級に斗麗ありをリングの上で体現するので見といてください」とメッセージを残した。