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【K-1】新婚&新米パパの城戸康裕が松下大紀と対戦「守るものがある強さを見せたい」(城戸)

2020/12/17 00:12
 2021年1月24日(日)東京・国立代々木競技場第一体育館にて開催されるK-1 JAPAN GROUP年間最大のビッグマッチ『K'FESTA.4』の記者会見が、12月16日(水)都内にて行われた。  スーパー・ウェルター級のスーパーファイト3分3R延長1Rで、城戸康裕(谷山ジム)と松下大紀(BELIEVE MAN)の対戦が決定。  今回が77戦目となる城戸は37歳の大ベテラン。2019年3月のK-1ウェルター級タイトルマッチでは敗れたが、元々の階級であるスーパー・ウェルター級に復帰すると連続KO勝ち。しかし、今年3月の「K-1 WORLD GP第3代スーパー・ウェルター級王座決定トーナメント」では準決勝で若い和島大海に判定で敗れた。8月29日にモデルの平木愛美と結婚したことを発表し、新婚第一戦となった11月の『スーパービッグバン』では藤村大輔から判定2-0で勝利を収めた。戦績は51勝(23KO) 24敗1分。  松下はスーパー・ライト級で戦い、2019年1月には鈴木勇人と第7代Krushスーパー・ライト級王座決定戦を争ったが、その試合を最後に一気に2階級上げてのスーパー・ウェルター級に転向。その第1戦では1月にEITOを初回KOに降した。戦績は10勝(8KO)5敗1分。  会見で松下は「意気込みは大舞台で城戸選手と出来るので、KOで倒したいと思っています」とKO宣言。  1月の試合後には「次は藤村(大輔)選手か神保(克哉)選手かな。和島(大海)選手と城戸(康裕)選手は本当に強い選手だと思うので、その前にその2人に負けている2人と戦いたいです」と発言していたが、いきなり城戸との対決に。そのことについては「確かにそう言ってて、いきなり城戸選手と組まれて、自分的にもビックリしてます。でもやるからには、胸を借りるつもりでガンガン行きたいと思ってます。スーパー・ウェルター級で戦うためにいろいろと修正はしてきてるんですけれど、対戦相手が城戸選手なんで、全力でぶつかるだけだと思っています」と答えた。  一方、城戸は奇妙なファッションで会見に出席し、「僕、先々週ぐらいですか、子供が生まれまして。パパとして第1戦ということでちょっと頑張りたいな、っていうのがあるんですよね。なんていうんですか、守るものがある強さ? 野杁正明君とかもそういうところが強いのでそういうところの力を見せたいと思いますね」と、赤ちゃんの格好をしながらパパとしての強さを見せたいと話す。  松下については「俺、ビックリしましたよ。松下選手はスーパー・ライト級の選手だとずっと思っていたので。僕、同じ階級の選手のことしか知らなくて、もちろん松下君は知ってたんですけれど、階級を上げたことは知らなかったので『そうなんだ』という感じでした」と、意外だったとする。  またも世代交代を懸けた戦いとなることには「僕なんか、そんな大したことないので。とりあえず試合して、生活費を稼いでるだけなんで。『胸を借りる』なんてとんでもないです……胸は貸さないです」と笑った。  松下が「しっかりと仕上げて、当日はKOでぶっ倒したいと思っています」と言うと、「いやもう、ぶっ倒すなんて怖いんで。軽めに、マススパーリングでお願いします。マススパーでやります。それでお互いファイトマネー持って帰れば怪我もしないし、子供もかわいがられるし」と言うと、中村拓己K-1プロデューサーから「ダメです、ちゃんとやってください」と叱られる城戸。「はい、ちゃんと仕事します」と笑った。  また、K-1両国大会の木村“フィリップ”ミノルvsアビラル・ヒマラヤン・チーターを見た感想を聞かれた松下は、「本当に熱い試合で、見てて熱くなりましたね。次、僕もアビラル選手とやらせて貰えたら嬉しいなと思っています」と“チーター狩り”に意欲を見せる。  一方、城戸は「アビラル選手、いいパンチでしたね、めちゃくちゃ。それよりなにより気になったのが、ツイッターで綺麗な日本語でツイートしてたのが一番おもしろかったです。漢字も使って」との感想を述べた。
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