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【RIZIN】朝倉海が大晦日の堀口恭司との再戦について語る「絶対に苦手意識はあると思っている」

2020/12/10 23:12
 2020年12月31日(木)さいたまスーパーアリーナ『Yogibo presents RIZIN.26』にて、RIZINバンタム級タイトルマッチを争う王者・朝倉海(トライフォース赤坂)と挑戦者・堀口恭司(アメリカントップチーム)。  10日(木)に朝倉が自身のYouTubeチャンネルの「KAI Channel」を更新し、大晦日の堀口恭司戦について語った。 「いつも試合が連続で決まってそんなに時間が取れなかったけれど、今回たっぷり時間あったからパーソナルも週2回とかにして筋肉も付けまくってる。だから今、身体はめちゃくちゃいい。パワーもスピードも過去一だから」と、コンディションは最高の状態にあるという朝倉。  YouTubeやSNSなどでこの一戦の予想をしている格闘家たちの意見を見ていると言い、「堀口選手が勝つって言っている人の意見を見ると、理由がはっきりしていないって言うか。総合力で堀口選手の方が強いからって感じなんだよね、ぼやっと。結局、俺って打撃しか今まで見せてこなかったから、寝技とか組みの強さは想像でしかないから、だから堀口選手の方が強いって言ってるんだよね。でも俺的には全然そこでも勝負できると思っていますし、試合前だからいろいろな作戦とかもめちゃくちゃたててある」と、その指摘は具体的ではないとした。  両者は2019年8月18日に対戦し、朝倉海がKO勝ちを収めている。「堀口選手は前、俺のカウンターをもらっているから、その瞬間って絶対フラッシュバックすると思うんだよね。堀口選手は『俺は考えないから、全然気にしてないから』って言ってますけれど、実際たぶんそんなことないと思いますし、絶対に苦手意識はあると思っていますね、正直」と分析。  逆に自分のその後の試合はほとんどが1R決着であることから、「1Rだからそんなに分析はできないと思いますし、俺は対戦相手に応じてけっこう戦い方を変えてきたし。相手によって変化する。堀口選手と戦うとなるとまた変わるから、そこはなかなか分析できないんじゃないかなって思っていますね」と、自分の分析は難しいとする。  堀口のトレーナーである名匠マイク・ブラウンは「海の癖を見つけた」とコメントしているが、朝倉は「楽しみですね。どこを見つけたのか。俺も自分の試合を見返して癖もあるし、そこは俺も気づいたならもちろん直している。楽しみですよ」とニヤリ。  しかし、堀口を甘く見ていることは全くない、と朝倉は強調する。 「なんだかんだ言っても堀口選手は強いですから。他のバンタム級四天王とかも層が厚いとか言われているけれど、その中でもずば抜けて強いから。怪我して完全じゃないみたいなことを言っている人もいると思うけれど、俺は100%で来ると思ってそのつもりで行くし、簡単に勝てるとは思っていないし、きつい試合になることも覚悟してやろうかなと思っていますけれどね」  どこに注目して欲しいかとの問いには「俺も堀口選手も一撃を持っている。一撃必殺を持っているから、1個のミスで試合が終わる可能性ってあるんだよね。だからもういつ終わるか分からない試合になると思う。そういうひりひりした緊張感を一緒に味わってほしい。その緊張感を俺も楽しみたい」と、一瞬で終わるかもしれない緊張感を一緒に楽しんでほしいとメッセージを送った。  そして「RIZINの今までが詰まっている試合。第1章が完結する試合だよね」と、歴史のひとつの区切りとなる試合になると予告した。
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