2020年9月22日に「芦澤竜誠を殴りたいやつ、大募集」として、挑戦者を公募して実際に芦澤と戦わせたK-1 JAPAN GROUPのオンライン特化型の新ライン『K-1 DX』(ケイワン ディーエックス)。その第2回が12月13日の『K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』両国大会生中継直後にABEMA PPV ONLINE LIVEにて生中継される。
『K-1 DX』とは、K-1・Krush・KHAOSとは全く異なる、オンラインだからこそ楽しめるコンテンツを目指し、通常の大会では見られない企画やK-1ファイターとYouTuberの対戦などのエキシビションマッチを中心に無観客ライブを行うもの。
(写真)巌流島にも出場した北村 芦澤に代わって今回一般公募の挑戦を受けるのは、第4代K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王者の安保瑠輝也(team ALL-WIN)。安保は自身のSNSで「12月13日K-1 DX PPVやります。毎日『俺と戦え』と沢山DMをくれる人たちへ。安保を倒せるチャンスがきたよ。俺は相手選ばんし、体重身長関係なく戦うから誰でもかかってこい」と言い放った。
そして今回、200組を超える応募者の中からオーディションで1人目の挑戦者として選ばれたのは、元プロレスラーのボディビルダー・北村克哉。身長180cm、体重120kgと、180cm・65kg(試合時)の安保を大きく体格で上回る。
(写真)巌流島ではレスリングを活かし、転落3回(相手を場外へ落とす)で勝利した 北村は2008・2009・2010レスリング全日本選手権グレコローマン96kg級優勝、2007全日本大学グレコローマン選手権120kg級優勝など数々の優勝経験を持つレスラーで、世界選手権には3度出場。2015年7月には『巌流島』に出場し、ボロドバートル・オンダラルから勝利を収めている。その後、2017年3月に新日本プロレスでデビューし、2019年1月に怪我のため引退。以後はボディビルダーに転身した。
「ボディビルと格闘技をつなぐ架け橋になれたら」とチャレンジの経緯を明かした北村は「体験主義者です。安保の強さを知りたい」と意気込み。ベンチプレスは240kgをあげるとのことで、いったいどれほどのパンチ力を持ち合わせているのか、また、50kgの対格差のある相手に対しどんな戦い方をするのか…?