2020年12月18日(金)東京・後楽園ホール『RISE 144』の対戦カードが一部変更となった。
同大会のメインイベントで決まっていた初代RISE QUEENフライ級(-52kg)王座決定戦、WPMF女子世界フライ級王者・小林愛三(NEXT LEVEL渋谷)vs元J-GIRLS&WPMF日本バンタム級王者・陣内まどか(フリー)は、陣内の右膝半月板損傷による欠場で中止。
(写真)陣内がまたも右膝半月板損傷の不運に見舞われて欠場、王座決定戦は中止となった 陣内は左前十字靭帯断裂の大怪我から2018年9月に約1年5カ月ぶりの復帰を果たしたが、今度は右足の前十字靭帯と半月板を切ってしまい手術をする事に。またもリハビリを経て、今年9月に約2年ぶりの復帰を果たしたばかりだった。
これにより、大会主催のRISEクリエーションがコミッションと協議。この試合は小林の不戦勝とし、フライ級暫定王者として認定されることが決まった。来年初旬に改めて小林は正規王者を決める試合を行う予定だ。
そして今回、小林の試合はワンマッチに変更となりRISE初参戦となる田渕涼香(拳聖塾)と対戦。田渕は2017年第22回全日本少年少女空手道選手権大会(極真会館関西総本部主催)高校生女子軽量級優勝の実績を持つ空手歴17年をベースにしたファイターであり、『ACCEL』や『S-BATTLE』などに参戦。プロ戦績は3戦3勝3KOのパーフェクトレコードを更新中の20歳。パンチで相手を失神KOするパワーとカウンター技術は小林をしても脅威となりそうだ。
小林vs陣内は後楽園ホール大会で開催されるRISEナンバーシリーズ初の女子メインイベントとなっていたが、小林vs田渕は第6試合で行われる。メインにはセミファイナルだったRISEミドル級1位・緑川創(RIKIX)vs同級6位・憂也(魁塾)が繰り上がった。
また第1試合で予定していた野口紘志(橋本プレボ)vs川島優真(NEXT LEVEL渋谷/2019年RISE Nova全日本大会-65kg級優勝)は、川島が練習中に眼窩底骨折となり欠場。このカードは中止となり、全8試合が行われる。