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大晦日、さいたまスーパーアリーナで開催される「RIZIN.26」で「RIZINバンタム級タイトルマッチ」に臨む王者・朝倉海(トライフォース赤坂)と挑戦者・堀口恭司(アメリカントップチーム)。
この両者と日本人で唯一対戦している扇久保博正(パラエストラ松戸)が王座戦の予想を、自身のYouTube「おぎちゃんねる。」にアップした。
堀口恭司とは、2013年3月と2018年7月の2度対戦し、1度目は修斗で2Rにリアネイキドチョークで一本負け。2度目はRIZINで判定で敗れている扇久保。朝倉海とは2020年8月にRIZINで「バンタム級王座決定戦」として戦い、1Rに右アッパーを効かされ、左ヒザでダウン。最後はサッカーキックでTKO負けとなっている。
この海vs.恭司について扇久保は、「楽しみ。お互いにフィニッシュというか、ここぞというときの畳みかけがほかの選手と違う。こっちの息もつかせぬ間にババババッて来るんで。当たればどっちも倒れる。そこからの詰めもお互いにすぐに決めに行くんで、滅茶苦茶、目が離せない試合になると思います」と、期待を寄せる。
両者と直に肌を合わせ「タイプは全然、違う」と言う。
その印象を、「堀口選手の方がやり辛いという感じはありました。どっからでも打ってくる。寝技でも気が抜けない。堀口選手にはたぶん、自分は右フック1発くらいしか当てていない。当てさせてくれるのは海選手かもしれないです。結構、(自分の)蹴りを当てていたんで。朝倉選手はここ(中間距離で)ずっと強い打撃を打ってくるみたいなイメージ」と、対戦相手としては、堀口の方が「戦い辛い」と語る。
そしてスタミナに関しても、「堀口選手の方がスタミナがあるイメージ。海選手は少しだけ最後3ラウンド目とか、疲れているのが多いようなイメージがあります」と、全ラウンドを通じて動きが落ちない堀口に持久力では分があるとした。
「ただ」とそこに扇久保は留保をつける。