REBELS-REDスーパーウェルター級王者の吉田(左)が、二冠王を狙って高木と王座決定戦
2021年1月17日(日)コンベックス岡山・大展示場にて開催される『JAPAN KICKBOXING INNOVATION 認定 第7回岡山ジム主催興行』の主要対戦カードが発表された。
前王者T-98が返上したINNOVATIONスーパーウェルター級王座の決定戦3分5Rとして、同級2位でREBELS-REDスーパーウェルター級王者の吉田英司(クロスポイント吉祥寺)と同級5位・高木覚清(岡山ジム)の対戦が決定。
吉田はT-98と同ジムの後輩で186cmの長身を誇る。2019年10月に「REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王座決定リーグ戦」を制し、REBELS-MUAYTHAIスーパーウェルター級王者となった。対する地元の人気者・高木は11月の『スーパービッグバン2020』で、第3代RISEミドル級王者でありK-1 WORLD MAXの日本トーナメントで中島弘貴を破った強豪、森田崇文から判定勝ちの金星を奪っての堂々たる凱旋タイトルマッチとなる。
54kg契約3分3Rで、元日本フライ級&バンタム級王者HIROYUKI(RIKIX=左)とINNOVATIONスーパーバンタム級8位MASAKING(岡山ジム=右)の一戦も決定。
HIROYUKIは目の良さと身体能力の高さを活かし、打たせずに打つ試合を持ち味とする。時折、派手な蹴り技も見せるが、得意技はヒジ打ち。新日本キックボクシング協会の第6代日本フライ級王者&第12代日本バンタム級王者で、近年では他団体選手との試合を望んで実現させてきた。8月のジャパンキックボクシング協会主催大会ではジャパンキック フライ級王者・石川直樹にカーフキックでKO勝ち。10月のNO KICK NO LIFEでは花岡竜と引き分けている。
MASAKINGは2018年INNOVATIONフライ級新人王で、2019年10月にはJ-NETWORKスーパーバンタム級王座決定戦に臨むも惜敗。7月のRISEで田丸辰に敗れ、10月のNO KICK NO LIFEでも加藤有吾にKO負けを喫し、戦績を4勝(2KO)5敗3分とした。
また、岡山ジムを代表する選手であるINNOVATIONライト級8位・翔貴(岡山ジム=左)は同級5位・紀州のマルちゃん(武勇会=右)との対戦が決定。
翔貴はRISEやKNOCK OUTにも出場。栗秋祥梧を相手にドローに持ち込んだ戦績が光るが、その引き分けを挟んで現在7連敗中。しかし、10月のNO KICK NO LIFEでは森井洋介にKO負けを喫するも森井から先制のダウンを奪ってあわやというところまで追いつめた。
紀州のマルちゃんは2019年7月15日、INNOVATION主催大会にてシュートボクシング団体対抗戦の中堅に登場し、SB日本ライト級2位・土佐丸を見事KOしたが、10月のJ-NETWORKではハルク大城に1RでKO負けしてプロ初黒星。2020年2月のINNOVATIONでは岩橋伸太郎をヒジで切り裂いてTKO勝ちも、7月のINNOVATIONライト級王座決定戦では大谷翔司に敗れて王座奪取ならなかった。
他にも3試合が決定している。
<決定対戦カード>
▼INNOVATIONスーパーウェルター級王座決定戦 3分5R
吉田英司(クロスポイント吉祥寺/INNOVATIONスーパーウェルター級2位、REBELS-REDスーパーウェルター級王者)
高木覚清(岡山ジム/INNOVATIONスーパーウェルター級5位)
▼54kg契約 3分3R
HIROYUKI(RIKIX/元日本フライ級&バンタム級王者)
MASAKING(岡山ジム/INNOVATIONスーパーバンタム級8位)
▼ライト級(61.23kg)3分3R
紀州のマルちゃん(武勇会/INNOVATIONライト級5位)
翔貴(岡山ジム/INNOVATIONライト級8位、元ルンピニースタジアムジャパン認定フェザー級王者)
▼75kg契約 3分3R 肘打ちなし
RYOTA(一神會館)
馬木樹里(岡山ジム)
▼53kg契約 2分3R 肘打ちなし
黒田直也(ハーデスワークアウトジム)
平松 弥(岡山ジム)
▼INNOVATIONフライ級新人王トーナメント1回戦 2分3R延長1R 肘打ちなし
琉聖(井上道場)
風太(岡山ジム)