キックボクシング
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【REBELS】石井館長がぱんちゃん璃奈を評価「女子キックという新しいジャンルが確立できると思います」

2020/12/07 01:12
 2020年12月6日(日)に東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.69』のLIVE配信で、スペシャルゲスト解説を務めた正道会館・石井和義館長が、大会終了後に囲み取材に応えた。  一緒に解説を務めたREBELS-BLACK女子46kg級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)について聞かれた石井館長は、「ぱんちゃん可愛いよね(笑)。鈴木会長とも会ったんですが、2人でスパーリングしました。ずっと新幹線の中でぱんちゃんの試合を見ていたんです。クリンチが多いので、ディーゼルノイの戦い方とか、チャモアペットのヒザとかいろいろ研究しないとね。あのままではいけない。もうひとつステップアップしないと。あのまま負けないで行かないと。龍聖君も負けちゃダメです。鈴木君もそうですが負けても1敗だけ。これは僕の私見ですが、スーパースターになろうと思ったら1敗が限界です。負けないで欲しいなと思います」と、さらなる成長を期待すると共に無敗を守っていってほしいというメッセージ。  次回はぱんちゃんの試合も見たいですかとの質問には、「見てみたい気はありますけれど、あのスタイルだと…まだ動けてない。ちゃんと打てるようになっているし、蹴れるようになっているのだから、ちゃんと学んでいってほしい。逆に言えばまだまだノビシロがあるということ。もっともっと伸びる」と、もっと良くなるはずと力説した。  また、「女子のキック好きなんですよ。最初は女の子同士が殴り合うのはあまり良くないと思っていたけれど、命がけでやっているから。情念というか、男にはない凄みがあります。女子には盛り上がって欲しい。RISEも盛り上げているし。女子キックという新しいジャンルが確立できると思います」と、女子キックボクシングの可能性についても高く評価した。  自身の今後については「宮田君(REBELSとKNOCK OUTのプロデューサー)と山口君(同代表)が好きでお手伝いしています。アドバイスを求められればします。そういうスタンスです。無名の団体でも教えて欲しいと言われれば教えます。自分からはしませんが、教えてくれと言われればいきます。格闘技全体の底上げを応援したい」と、求められればアドバイスをすると話した。  さらには「あとキックボクシングが盛り上がっているので、協会をきちっと作って、スポーツとして認定されて欲しいですね。そこまできています。今の時代に協会を作って、コミッショナーを作って、スポーツとしてやって欲しい。いい人材がいっぱいいますから。今だったら出来るんじゃないかと思います。ぜひやって欲しい。みんなで協力し合ってやっていってほしいなと思います」と、キックボクシングのコミッションを確立させて欲しいとの提案もした。
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