2020年11月27日(金)東京・後楽園ホール『Krush.119』の前日計量&記者会見が、26日(木)都内にて13:00より行われた。
第6試合のKrushウェルター級3分3R延長1Rで対戦する、松岡力(K-1ジム五反田チームキングス)は67.2kg、加藤虎於奈(TEAM TOP ZEROS)は67.3kgでリミットの67.5kgをクリアー。
その後の会見では、加藤が「明日は小学校の頃の『明日から海行くよ』みたいな感じで、緊張も一切なくめちゃくちゃ楽しみですね」と言えば、松岡も「僕も虎於奈君と一緒で、いつもはあまり試合をやりたくないんですけれど、今回はなぜか試合を早くやりたいなという気持ちが強くて。その分、水抜きは死んでましたけれど、明日爆発できるように頑張ります」と、明日の試合が楽しみだと口を揃えた。
何を楽しみにしているのかと聞かれると、加藤が「松岡選手だから純粋に楽しみです。人間的にも凄い好きな感じはあるんですけれど、試合しても絶対楽しいだろうなって、俺は思うっすね(笑)。でも、試合なんで、そこは関係なくやりたいです」と言えば、松岡その言葉を受けて「明日殴りにくくなりましたね、ちょっと(笑)。でも、他の選手と違って虎於奈くんには男としての魅力も感じるし、他の選手と違った試合に向けての感情があって。『なんで?』とかないんですけれど、やっぱ虎於奈君やからという感じですかね」と答える。
今回の試合へ向けて加藤は「前回2試合やるつもりだったのに欠場になって、体力の面で強化してきたのはもちろん、今回も相手の攻撃をもらわない練習もしてきました」と言い、松岡は「もともと8月に試合が決まっていて、いつも試合が終わったら太るんですけれど、今回は太らず体重も維持できてたので、コンディションは結構いいと思います」と、調子は万全とやはり口を揃える。
計量時にお互いの表情や身体を見てどう感じたかの問いには、「正直なところ、身体は関係ないと思っているので。どれだけバキバキでも、負ける時は負けるし、勝つ時は勝つので。そこはあまり気にしてなかったんですけれど、向き合った時に『やべえ! 超楽しみ!』と思いましたね。純粋に今回めちゃめちゃ楽しみです」とさらに楽しみが増したようだ。松岡は「僕も身体がいいタイプではないし、格闘技は身体ではないと思っているので、それを明日見せられればいいなと思っています」と、見た目の筋肉は関係ないとした。 最後に加藤は「今日は、本当は生きていればの話なんですけれど、お母さんの誕生日だったので、今回勝って来年のタイトルマッチに向けて、ベルトのためにここは落とせない一戦だと思っているので応援もよろしくお願いします」と、亡き母に誓った王座獲得へ向けて勝利したいとの決意。
松岡は「この2人で勝った方が、タイトルマッチができると自分らは勝手に思っています。勝ってベルトを獲るのが僕の目標なので、一生懸命明日は頑張りたいと思います」と、やはり王座挑戦へつなげたいと話した。
なお、今大会の当日券はRS席(15,500円)のみ若干枚数を販売する。
▼第5試合 Krushライト級 3分3R延長1R龍華(TANG TANG FIGHT CLUB/team JOKER)=62.75kg→62.3kg志村力輝(兼清流総本部)=62.4kg
▼第4試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R延長1R提髪和希(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST/K-1カレッジ2018 -60kg優勝)=59.9kg目黒翔大(優弥道場/第7回K-1アマチュア全日本大会 チャレンジAクラス -60kg優勝)=59.8kg
▼第1試合 第5代Krushフェザー級王座決定トーナメント・リザーブファイト 3分3R延長1R山浦力也(北斗会館浅科道場)=57.5kg水津空良(優弥道場)=57.2kg
▼プレリミナリーファイト第2試合 Krushスーパー・フェザー級 3分3R古宮 晴(昇龍會)=59.7kg児玉兼慎(K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフ)=59.9kg
▼プレリミナリーファイト第1試合 Krushフェザー級 3分3R立基(K-1ジム目黒TEAM TIGER/第30回K-1アマチュア チャレンジAクラス -60kg優勝)=57.3kg神田賢吾(WSRフェアテックス幕張)=57.2kg