2020年12月31日(木)大晦日に、さいたまスーパーアリーナにて『Yogibo presents RIZIN.26』が開催されることが11月13日の会見で発表された。
同大会の対戦カード第一弾、そしてメインイベントとして現RIZINバンタム級王者・朝倉海(トライフォース赤坂)と、初代同級王者・堀口恭司(アメリカン・トップチーム)による、2019年8月18日以来の再戦が「バンタム級タイトルマッチ」として行われる。前戦では、朝倉海が1R1分08秒、KOで堀口に勝利している。
会見にはzoomで米国から参加してコメントした堀口だが、その後、自身のYouTubeチャンネルにて試合発表を受けてのインタビュー動画をアップした。
堀口は10月12日に30歳の誕生日を迎えたことに「もう30っすよ。早いっすね、本当にもう。でも自分は年とか関係ないって思っているので何も変わらないですね。ただ目標は、自分はベルトを返しちゃったので、それをしっかり取り戻したいなと思っていますね」と、30歳の目標にRIZINベルトの奪還を掲げた。
右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷により全治10カ月の負傷を負った堀口にとっては、リハビリを経て、1年4カ月ぶりの試合となるが、「怪我も重なってこんだけ時間が空いちゃったんですけれど、8月までずっとコンスタントに試合をやっていたのでいい息抜きになったかなと自分では思っていますね。他に悪いところもあったのでそこもしっかり治したりとか、有意義に怪我の期間を使えましたね」と、プラス思考。
再戦が決まった朝倉については「ボクシングは練習して強くなっているんですけれど、自分とやった時も強くなっていたんですけれど、より一層キックだったりレスリングだったりを強化してトータル的なファイターになってきたのかなと思いますね。自分とやった時よりかは凄い強くなっているんじゃないかなと思っていますね」と、1年4カ月前よりも「凄い」強くなっているとの認識。分析については「大体できていますね」とする。
心配される怪我の回復度については「100%とは言わないですけれど、100パーに近い形に戻ってきているかなとは思っていますね。感覚は怪我する前の感覚ではないですけれど、そこに自分の動きを合わせていっているので、そこは問題ないかなと思っていますね」とし、「かばっちゃうとか人間の本能的なことから。そういうのが一番プレーに影響すると思うので、その怖さが自分にはもともとないのでそこは問題ないかなと思っていますね」と、無意識にかばうようなことはないという。
勝った後のプランを聞かれると「全然考えてないですけれど、まずはしっかり海君に借りを返してしっかり勝つことを考えています。その先はなるようになるんじゃないかなと思っています」と、今回の試合のことだけを考えていると言い、「次の試合しっかりとKO、一本で勝てるようにこれからどんどん努力していくので、しっかりその試合を見てください」とファンへメッセージを送った。