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【RIZIN】大晦日ベルトを賭けて再戦! 朝倉海「さらに強くなっているので、もう一発ブッとばして勝ちたい」vs. 堀口恭司「しっかりこの怪我を克服してしっかり勝利するので楽しみに見ていてください」

2020/11/13 14:11
 2020年12月31日の大晦日に、さいたまスーパーアリーナにて、「Yogibo presents RIZIN.26」が開催されることが11月13日の会見で発表された。  メインイベントとして、現RIZINバンタム級王者の朝倉海(トライフォース赤坂)と、初代同級王者の堀口恭司(アメリカン・トップチーム)による、2019年8月18日以来の再戦が「バンタム級タイトルマッチ」として行われる。前戦では、朝倉海が1R1分08秒、KOで堀口に勝利している。  ZOOMで米国から会見に出席した堀口は、「前回、KOで負けたので今回はやり返したいなと思っています。楽しみにしていてください」と冒頭で挨拶。  会見で登壇した朝倉海は、「ついにこのカードが決まって僕自身もすごい楽しみなんですけど、たぶんみなさんも待ち望んでいたカードだと思うのでほんとうに嬉しいです。堀口選手は実績もすごいし、日本の格闘技界を引っ張ってきた選手なので、一筋縄ではいかない相手だとは思うんですけど、僕も堀口選手をKOしてから4試合してチャンピオンになって、前回よりさらに強くなっているので、もう一発、ブッとばして勝ちたいと思っています。この戦いは日本トップの試合になると思いますし、歴史的な一戦になると思うので、ぜひ会場で見てください」と意気込みを語った。  右膝前十字靭帯断裂と半月板損傷により全治10カ月の負傷を負った堀口にとっては、リハビリを経て、1年4カ月ぶりの試合となるが、「もう試合できるかなというコンディションは作れていますね。本格的な練習は夏くらいですかね」と、試合が出来る状態だといい、その間の海の試合もチェック済みで、「すごい成長しているなと感じました。(脅威か?)そうですね。やっぱり強い選手だなと思います」と新王者の成長を感じていることを語った。  その言葉を聞いた海は、「まあでもコンディションがばっちりなら嬉しいですし、いい試合が出来るかなと思います」と、万全の状態の堀口と最高の試合を望んでいるとした。  海にとってはいったんは昨年の大晦日に組まれた試合がようやく実現することになる。それまでの期間については「プラスですね。経験も、強くなっているので、もともと去年の大晦日に戦う予定だったのですが、その時より僕が有利になっていると思います」と、延期期間がプラスになっており、その分、自信が増したという。  堀口にとっては、復帰戦が即ダイレクトリマッチになるが、「いつやろうがマイナスとは思っていないので、しかも去年、待たせてしまっているので、海君には待ってもらっているので、そんなに待たせるわけにはいかないので今回、試合を決めました。まあダイレクトマッチという形になりましたけど、自分はいつでも準備は出来ているので大丈夫です」と、「いつやろうが準備は出来ている」と強調した。  今後、PCR検査後の入国2週間の隔離生活についても「まだまだ(どうするか)未定ですが、セコンドと一緒に入ろうかなという感じです。不安はないですね。しっかり調整できるようにしていきます」と笑顔を見せた堀口。  一方、堀口の試合間隔が空いたことについて問われた海は、「そこは僕が気にすることではないので、しっかり対策して自分のやりたいことをやっていく」と話している。  勝敗のポイントについて、海は「試合になってみないと分からないですけど、打撃戦で終わる可能性もありますし、寝技になったり、トータルで勝負することになるかもしれませんし、試合になっても、どういう状況になっても勝てるように準備していきます」と、万全の構えで行くことを話し、堀口も「まあそれはお互いそうなりますよね。同じ意見です」と語っている。  また、海は試合後のプランについて、「やっぱり僕としては海外に挑戦して世界のトップになりたいと思っているので、海外で活躍したいです。タイミング次第ですけど、どんどん倒していけばおのずとそうなると思っています」と、UFC、Bellatorなどの北米を目指す思いを改めて語った。  今回の試合は、メインイベントとして地上波フジテレビでの放送が決定しているが、大晦日のテレビの視聴者に向けてコメントを求められた堀口は、「格闘技って野蛮に見られるけど、こうやってドラマがある、いいスポーツだと思うんで、ぜひ楽しみに見てください」と話し、海は「今回は堀口選手との戦いなので、今年を締めくくるにふさわしい激闘になるので絶対に見逃さないでください」とアピールした。  最後に「しっかりこの怪我を克服してしっかり勝利するので楽しみに見ていてください」と米国から語った堀口。  決戦まで約1カ月半。朝倉海と堀口恭司のリマッチに向けて、榊原信行CEOは「これ以上のカードはない。単に海vs堀口ということだけではなく、5年間のRIZINのドラマが詰まっている。日本の格闘技の歴史に残る試合になります。歴史の証人として立ち会ってください」と期待を寄せた。
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