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【BOM】生涯初のダウン&KO負けを喫した“ムエタイ才女”伊藤紗弥が祥子JSKと再起戦

2020/11/11 15:11
【BOM】生涯初のダウン&KO負けを喫した“ムエタイ才女”伊藤紗弥が祥子JSKと再起戦

伊藤紗弥が本来のムエタイルールで再起戦を行うことが決定

 2020年12月6日(日)神奈川・横浜大さん橋ホール『BOM~The Battle Of MuayThai~BOM WAVE03-Get Over The COVID-19-』の追加対戦カードが発表された。

 WMC日本女子ピン級2分5Rとして、第3代WBCムエタイ世界女子ミニフライ級王者・伊藤紗弥(尚武会)vs祥子JSK(治政舘)が決定した。


 伊藤はジュニアキックで数々のタイトルを獲得。ほぼ男子選手を相手に勝利を収め、あの那須川天心とも対戦している。2012年12月には中学2年生にしてタイでWPMF女子世界ピン級暫定王者を獲得。2014年4月に国内で正式にプロデビューを果たすと、国内外の強敵を相手に快進撃を続けWPMF・WMC・WBCムエタイと女子世界ミニフライ級王座の三冠を制覇。

 2018年12月の『KNOCK OUT』で小林愛三に判定負けを喫し、以後はリングから遠ざかっていたが2019年12月の『BOM』で復活。奥脇奈々から大差の判定勝ちを収めた。しかし、2020年2月の『RISE』初参戦ではAyakaに生涯初のダウン&KO負けを喫してしまい、今回は本来のムエタイルールで再起戦に臨む。戦績は17勝(4KO)4敗2分。


 祥子はアマチュアで試合を重ね、2012年6月にプロデビュー。出産から約6年間のブランクを経て、2019年1月にリングに復帰した。現在は2人の子どもを育てながら選手として活動するとともに、所属ジムとフィットネススタジオを代表として切り盛り。平岡琴やぱんちゃん璃奈、Ayakaといった強豪たちと拳を交え、タイトルマッチ経験も3度ある。

 キャリア的にはベテランだがまだ21歳と若い伊藤が女王復活ののろしをあげるのか、それとも祥子がAyakaに続いて大物食いを果たすのか。

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