榊原RIZIN CEOも「可能性はある」としていたぱんちゃんの年末RIZIN参戦だが、怪我の状態次第では微妙に
2020年11月8日(日)東京・後楽園ホールで開催された『REBELS.67』の一夜明け会見が、9日(月)都内で行われた。
メインイベントで、元ミネルヴァ ピン級王者MARI(ナックルズGYM)に判定3-0(30-28×3)で勝利したREBELS-BLACK 女子46kg級王者ぱんちゃん璃奈(STRUGGLE)が出席。前夜の試合を振り返り、今後のことについて話した。
「MISAKI選手とMARI選手に勝ったことで、自分がどの位置にいるかを示せました。もうトップ選手に勝てると思っています。REBELSはミネルヴァとつながりがあるので、現王者とやっても勝てると思います」と、女子キックボクシングの一大勢力である『ミネルヴァ』の王者に狙いを定めるぱんちゃん。
具体的にはと聞かれると「Ayaka選手(ミネルヴァ ピン級王者)と百花(ミネルヴァ アトム級王者)選手。体重が同じなのでお願いしたいです。2人ともMARI選手に僅差で勝っていますが、私は圧倒的に勝っている。勝つ自信はあります」と断言。両王者との対戦を希望した。
この発言について宮田充プロデューサーは「成長が見て取れましたし、本人もそれを感じている。だから強い相手をぶつけていきます。ライバルがいると彼女も伸びていくと思うので、そういう選手を探していきたいと思いますね。ミネルヴァさんとは友好的な関係を築かせていただいて、提供マッチも組ませていただいています。相手あってのものですし、相手選手の気持ちやタイミングもあるので絶対やるとは言えませんが、全く関係がないのではないのでさっそく相談してみたい。名指しされると“嫌だ”と言われるかもしれませんが、そこは動きますよ」と、実現へ向けて交渉したいとした。
また、12月6日のREBELSにも出たいとの気持ちは、との問いには「今回しっかり差をつけてダウンを取って勝ったら、年末のRIZIN出場をアピールしたかったんですが、2Rに右拳を痛めてしまいました。この後、病院へ行くんですがその拳次第ですね。もしかしたら治るのに時間がかかるかもしれない。年内出来るか、来年になるかって感じです」と、拳を痛めてしまったことを告白。その状況次第では目標としていた年末RIZIN出場は微妙になってきたようだ。