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【K-1】朝久裕貴、世界中の強豪を「一人ずつ蹴散らしていって最終的に武尊選手と戦えれば」

2020/11/04 19:11
【K-1】朝久裕貴、世界中の強豪を「一人ずつ蹴散らしていって最終的に武尊選手と戦えれば」

“褐色の爆撃機”の異名を持つ朝久は爆撃機のポーズ。右が上がっているのは「右肩上がりだから」とのこと (C)K-1

 2020年11月3日(火・祝)福岡国際センターで開催された『ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2020 JAPAN』の一夜明け会見が、4日(水)福岡市内で行われた。

 会見には第7試合で大岩龍矢(K-1 GYM SAGAMI-ONO KREST)に判定3-0(30-27×3)で勝利、2018年6月以来の日本での試合で成長ぶりを見せた朝久裕貴(朝久道場)が出席。前夜の試合を振り返った。


「久しぶりの国内での試合でしたが、とても楽しく、対戦相手の大岩選手も素晴らしい選手だったので最高の試合ができたと思っています」

 地元・福岡での試合だったことで「友だちが来てくれましたが、なにより道場の先輩たちと子供たちがたくさん応援に来てくださって勝てたのがよかったです。できればKOで勝ちたかったんですが、大岩選手があまりにもタフすぎて。僕の感覚では他の選手なら5~6回は最低倒れているんじゃないかって打撃にも耐えていましたし、終わった後に話しましたが改めて頑丈な選手だなと思いました」と、KOが見せられなかったことには悔いが残るようだ。


 弟の朝久泰央も5連勝と波に乗っており、「僕が出ていない間は弟が暴走というか、チャンピオンに2回ダウンをとって勝ったり勝ち方も激しくある意味放送事故みたいになっている試合もあったので、そういった刺激はありました」と弟の活躍が刺激になったと言う。

 今後について聞かれると「この階級は選手が多いです。僕は国内の選手に興味がないわけじゃないけれど、格闘技をやっている以上は日本だけの格闘技じゃなくて世界中に強い人がいっぱいいるので、僕も世界王者の一人であって(武林風WLF -60kg級王者)、世界には俺の方が強いって人がいっぱいいるのでそういう人たちを一人ずつ蹴散らしていきたいなと思っています。最終的に武尊選手と戦えるタイミングが来た時には武尊選手とも戦いますし、それまでは外国人選手であったり、世界チャンピオンクラスとどんどんやっていきたと思います」と、世界の強敵を倒してゆくゆくは武尊とも戦いたいとした。

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