那須川へのリベンジに燃える志朗
2020年11月1日（日）エディオンアリーナ大阪にて開催された『RISE DEAD OR ALIVE 2020』の一夜明け会見が2日（月）大阪府内にて行われた。
「那須川天心挑戦者決定トーナメント」が行われ、準決勝で植山征紀、決勝戦で鈴木真彦に勝利した志朗（BeWELLキックボクシングジム）。初戦の植山戦では、鈴木戦のようなアグレッシブさに欠け僅差の判定勝ちとなったことについては「1R目に相手の動きを見ていると、映像と同じく右フックを狙ってきていましたし、左フック・ワンツーからのボディしかなかったのは想定内の動きで、自分の攻撃の出力であるパワーとスピードを出してもしょうがない。出しても無駄にスタミナをロスしますし、試合順は（鈴木よりも）自分の方が後で鈴木選手の試合を見れなかったので、そういう面を考えて2R目からヒットする勝負にしようと切り替えました」という。
「日本の55kgのトップが集まったトーナメントで自分の強さ、巧さを見せられた試合内容だったと思うので少しは満足していますが、自分が満足できるのは那須川天心へのリベンジだけ」と昨年9月に敗れた那須川へのリベンジに燃える。
会見に同席した伊藤隆代表によれば来年2月末の大会で那須川vs志朗のリマッチを実現したいとしており、「トーナメントでは悪かったところもあるのでそこを修正してリベンジマッチに挑みたい」と言い、「天心君は僕と同じトレーナーに見てもらって同じように進化していると思いますが、与えられた課題をどう応用するかに限ってくると思います。去年の那須川戦からまさかあの鈴木選手から僕がダウンを奪うとは誰も想像していなかったと思うんです。それぐらい僕は凄い勢いで進化していますし、スピードも上がっています。スピードに関しては来年までには彼と同じ以上になる自信はある」と自信満々のコメント
最後に優勝賞金500万円の使い道を聞かれると「僕はデビュー戦から社会貢献活動をやっていて、ファイトマネーの一部やチケット代をタイや熊本などお世話になっているところに寄付してきました。最近、熊本では豪雨の災害があったので賞金の一部の大きな額を寄付したいと思います」と、社会貢献のために使いたいと話した。
